訓練(療育)
障害があるということは、不便なことではありますが、不幸なことではありません、とはヘレンケラーのことばです。
ではその不便なことをどうやって解決していくかということ、それにはふたつの方向性があります。
ひとつは、世の中を変えていくこと。世の中の人に障害についての理解を深めてもらい、将来地域で暮らしていくときに、その子のありのままが人々に受け入れてもらえるような環境をととのえていくこと、できることを生かして働けるような場を作っていくことなどがこれにあたります。
もうひとつは、本人を変えていくこと。本人の秘められた能力を引き出して高めていくこと。できることを増やしていき、世の中で生きていく自信をつけていくこと。
このふたつは、どちらも大切だと私は思います。
本人に「少しでも普通に近づくように」といってがんばらせるだけでは、その子はいつまでたっても「普通より劣った子」でしかなくなってしまいます。
障害をもっていることが、マイナスでしかなくなってしまうのです。
(マイナスに決まっているじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、そう思っていない本人も親もたくさんいると思います!)
けれども、自分でできることが増えていくこともまた、なにより本人にとっては大きな喜びです。
今ある能力を伸ばし、学び、成長していくことは、障害のあるなしに関係なく、子供には必要なことなのだと思います。
「期待しすぎない、でもあきらめない」
なんて言葉が、どこかの本に書いてありました。
障害をもっている子は、もっている能力を伸ばしていくために、なんらかの形で訓練を受けていることが多いです。これを「療育」といいます。
「療育」とは、発達障害のある子どもが、もっている機能を高め、将来社会生活を行う上で少しでも自立できるように、支援することです。
・療育(訓練)には、どんなものがあるの?
一般に行われている療育は私の知る限り3種類あります。
1)PT(physical therapy)理学療法・・・主に身体の機能の発達を促すためにするものです。
歩けるようになる子は、歩くことを目指します。
歩けることが見込めない子も、持っている身体の機能を最大限引き出すために行います。
知的障害のある子も、将来歩けるようになるとはいえ、歩けるのが遅くなる子が多いので、PTをやっています。
2)OT(occupational therapy)作業療法・・・生活上の自立を促すために主に手先などの機能を引き出すために行います。
手を動かして何かをつかむとか、進んでくるとクレヨンをもったり、スプーンをもったり、ボタンの練習もします。また色の区別や形の区別などの勉強も行います。
3)ST(speech therapy)言語療法・・・ことばの発達を促すために行います。
話すことの基本になるのが、食べることです。口を動かすことは将来話すために口を動かすための大事なステップになります。
そこで、話すことのできない子でも、摂食指導といって、上手に口や舌を動かして食べるための指導を受けたりもします。
どもり(いわゆる吃音)を治すために行われることもあります。
言葉が出始めた子には、発音を明瞭にしたり、単語を増やしたり、助詞(てにをは)などの勉強をしたりするのだと思います。
(うちはまだことばが出ないので、そっちはやってませんが・・・)
この他に、リハビリテーション診察というものを整形外科や主治医の先生にたまにしてもらい、今後の訓練の方針を決めていただきます。
・いつごろから始めたらいいの?
全員が3種類の訓練を並行してやっているわけではありません。
このうち、1歳未満くらいの子から始められるのがPT(理学療法)です。
首座り、お座り、つかまり立ち、たっちと、人間の身体は頭から下へと発達していくといわれ、最後に歩くことができます。
このプロセスをプロの人にみてもらい、それぞれの段階の発達を助けるため、家でできることを教えてもらいます。
逆に、ある程度ことばが出はじめてからやってもらえるのがST(言語療法)です。
ただ、ことばがなかなか出ないで焦る親にとっては、「STはまだです」と言われることがなかなか心細いようです。
あるお子さんは4歳ですがまだことばが出ないので、言語療法はまだですと言われてしまいました。
ことばが出ない子がどうやったらことばが出るようになるかについて、親は知りたいと思っていると思います。
ことばが出る前にできることはたくさんあるはずなので、もう少し早くからプロの人にみてもらいたいと思う人はけっこういるのではないかと思います。
そういう子にも訓練をしてくれるのが、児童デイサービスです。
児童デイサービスの中には理学療法士や言語聴覚士の先生にきてもらって、通園しながら訓練できるところがあります。
そういうところは「何歳からじゃないとダメ」とは言われないので、通園している限り0歳からでもSTをしてもらえたりと、いいところがあります。
いずれにせよ、子どもの発達にはクリティカルな時期(臨界期というか、一番伸びる時期)があると私は思います。
そういう、一番伸びる時期に、家で母子だけで過ごしているのはもったいないです。
小さいうちから訓練に通うことで、発達もよくなると私は思っています。
(そういうタイプの母です)
次回は、訓練をやっているところの紹介です。
ではその不便なことをどうやって解決していくかということ、それにはふたつの方向性があります。
ひとつは、世の中を変えていくこと。世の中の人に障害についての理解を深めてもらい、将来地域で暮らしていくときに、その子のありのままが人々に受け入れてもらえるような環境をととのえていくこと、できることを生かして働けるような場を作っていくことなどがこれにあたります。
もうひとつは、本人を変えていくこと。本人の秘められた能力を引き出して高めていくこと。できることを増やしていき、世の中で生きていく自信をつけていくこと。
このふたつは、どちらも大切だと私は思います。
本人に「少しでも普通に近づくように」といってがんばらせるだけでは、その子はいつまでたっても「普通より劣った子」でしかなくなってしまいます。
障害をもっていることが、マイナスでしかなくなってしまうのです。
(マイナスに決まっているじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、そう思っていない本人も親もたくさんいると思います!)
けれども、自分でできることが増えていくこともまた、なにより本人にとっては大きな喜びです。
今ある能力を伸ばし、学び、成長していくことは、障害のあるなしに関係なく、子供には必要なことなのだと思います。
「期待しすぎない、でもあきらめない」
なんて言葉が、どこかの本に書いてありました。
障害をもっている子は、もっている能力を伸ばしていくために、なんらかの形で訓練を受けていることが多いです。これを「療育」といいます。
「療育」とは、発達障害のある子どもが、もっている機能を高め、将来社会生活を行う上で少しでも自立できるように、支援することです。
・療育(訓練)には、どんなものがあるの?
一般に行われている療育は私の知る限り3種類あります。
1)PT(physical therapy)理学療法・・・主に身体の機能の発達を促すためにするものです。
歩けるようになる子は、歩くことを目指します。
歩けることが見込めない子も、持っている身体の機能を最大限引き出すために行います。
知的障害のある子も、将来歩けるようになるとはいえ、歩けるのが遅くなる子が多いので、PTをやっています。
2)OT(occupational therapy)作業療法・・・生活上の自立を促すために主に手先などの機能を引き出すために行います。
手を動かして何かをつかむとか、進んでくるとクレヨンをもったり、スプーンをもったり、ボタンの練習もします。また色の区別や形の区別などの勉強も行います。
3)ST(speech therapy)言語療法・・・ことばの発達を促すために行います。
話すことの基本になるのが、食べることです。口を動かすことは将来話すために口を動かすための大事なステップになります。
そこで、話すことのできない子でも、摂食指導といって、上手に口や舌を動かして食べるための指導を受けたりもします。
どもり(いわゆる吃音)を治すために行われることもあります。
言葉が出始めた子には、発音を明瞭にしたり、単語を増やしたり、助詞(てにをは)などの勉強をしたりするのだと思います。
(うちはまだことばが出ないので、そっちはやってませんが・・・)
この他に、リハビリテーション診察というものを整形外科や主治医の先生にたまにしてもらい、今後の訓練の方針を決めていただきます。
・いつごろから始めたらいいの?
全員が3種類の訓練を並行してやっているわけではありません。
このうち、1歳未満くらいの子から始められるのがPT(理学療法)です。
首座り、お座り、つかまり立ち、たっちと、人間の身体は頭から下へと発達していくといわれ、最後に歩くことができます。
このプロセスをプロの人にみてもらい、それぞれの段階の発達を助けるため、家でできることを教えてもらいます。
逆に、ある程度ことばが出はじめてからやってもらえるのがST(言語療法)です。
ただ、ことばがなかなか出ないで焦る親にとっては、「STはまだです」と言われることがなかなか心細いようです。
あるお子さんは4歳ですがまだことばが出ないので、言語療法はまだですと言われてしまいました。
ことばが出ない子がどうやったらことばが出るようになるかについて、親は知りたいと思っていると思います。
ことばが出る前にできることはたくさんあるはずなので、もう少し早くからプロの人にみてもらいたいと思う人はけっこういるのではないかと思います。
そういう子にも訓練をしてくれるのが、児童デイサービスです。
児童デイサービスの中には理学療法士や言語聴覚士の先生にきてもらって、通園しながら訓練できるところがあります。
そういうところは「何歳からじゃないとダメ」とは言われないので、通園している限り0歳からでもSTをしてもらえたりと、いいところがあります。
いずれにせよ、子どもの発達にはクリティカルな時期(臨界期というか、一番伸びる時期)があると私は思います。
そういう、一番伸びる時期に、家で母子だけで過ごしているのはもったいないです。
小さいうちから訓練に通うことで、発達もよくなると私は思っています。
(そういうタイプの母です)
次回は、訓練をやっているところの紹介です。
手当て
障害のある子を育てているということで、支給される手当がいくつかあります。
1)特別児童扶養手当
ひとつは県でやっている特別児童扶養手当。これは月額 50,750円(1級)と33,800円(2級)です。
1級か2級かは、医師の判定によって決まります。
県でやっているものですが、窓口は市役所です。
窓口では、「この手当をもらえる対象は狭まりつつあり、B2の人はまずもらえない。B1の人もそのうちもらえなくなるという方向に動いている」というようなことを言われました。
でも、実際は、(現在のところ)B2の人でももらえている場合があります。
役所というところは、税金を預かっているところなので、税などを取り立てるとには熱心ですが、手当などを払うことには消極的です。(笑)
私たちが得するようなことについては、非常に奥ゆかしい知らせかたをしますし(笑)それに気づかないでいても「こういう制度がありますがいかがですか?」などとあちらから勧めてくれることはまずありません。
これは立場上やむをえないことだとは思います。
ですので、私たち親は、「市役所の窓口は、市の側に立っている人で、親の側に立っている人ではない」という基本的な事実をわかっている必要があると思います。
(そういう意味でも、なんらかの親のグループに入っていることは重要だと思います。お互い「あれ出した?」などという話をして、申請漏れがなくなるので。
知らなかったために、本来なら受けられるサービスを受けられないということは残念ですから。
手当については、「申請するのはこっちの自由」くらいの気持ちで、同じような障害でもらっている子がいないか、先例を参考にしながらするだけしておいた方がいいと思います。
長野県の医師会のようなところに依頼して審査してもらい、OKの出た人が支給してもらえます。
お金をもらうためだけに、医師の診断書はもちろん、いろいろな書類を提出することが求められます。
<必要書類>
1.認定請求書(市役所にあり)
2 診断書 (身体障害者手帳4級以下の場合/療育手帳Bの場合/内部障害のいずれか)
・・・主治医に書いてもらいます。数千円かかりますが、将来の手当のために・・・。
3 日常生活の状況について
(内部障害の場合、または2の診断書を提出した者)
・・・保護者が書きます
4 振込先口座申出書
(父母のうち所得の多い方の名義。金融機関などの窓口で証明印を受けたもの)
5 印鑑(ゴム印は除く)
6 身体障害者手帳(写し。ある人)
7 療育手帳 (写し。ある人)
8 戸籍謄本
対象児童と父母のうち所得の多い方(認定請求者)の分が記載されているもの。
・・・うちはこれが大変でした!本籍が県外の人はあらかじめ取り寄せておく必要があります(時間がかかることがあり、後述するように書類期限の問題があるので)
9 住民票(無料)
世帯全員の写し
だいたいこんなところです。(詳しくは市役所で)
注意するのは、診断書・戸籍謄本・住民票の有効期間が1ヶ月しかないことです。
診断書を早くもらいすぎると期間が過ぎてしまうので、戸籍謄本も含めすべての書類が同じ時期にそろうようにした方がよいと思います。
審査には、療育手帳A1、A2の場合、または身体障害者手帳3級以上の場合は約2ヶ月、それ以外は3~4ヶ月かかるということです。
認定されたときは、申請日の翌月にさかのぼって支給開始となります。
その後は、毎年一回現況届というものを提出し、所得額と受給資格を確認してもらう必要があります。
(所得上限があります)
2)重度心身障害児福祉年金
こちらは療育手帳をもっていれば全員に支給される手当で、長野市がやっているものです。
詳しい手続きは忘れましたが^^;療育手帳をもらったら、窓口で申請したい旨を言った方がいいと思います。
年に一度、135,000円(第一種)または99,000円(第二種)または33,000円(第三種)が支給されます。
この、第一種とかがまたわかりにくいのですが、
第一種・・・身体障害者手帳1~3級および療育手帳A、または特別児童扶養手当1級認定者
(第三種をのぞく)
第二種・・・身体障害者手帳4級および療育手帳B、または特別児童扶養手当2級認定者
(第三種をのぞく)
第三種・・・障害児福祉手当をもらっている人
ということだそうです。
こちらは所得制限がなく、基本的に放っておいても毎年継続してもらえます。
3)障害児福祉手当
こちらは特に重い障害の子を育てている人のための手当てで、身体障害者1~2級程度、療育手帳A1(最重度)の子が対象です。
月額14,380円が支給されますが、これをもらっていると2)の重度心身障害児福祉年金は第一種に該当しても第三種になります。
所得制限があります。
(3)についてはうちは該当しないので、1)2)のみ支給していただいています)
前回も書きましたが、障害のある子を育てながら母親が働くというのはなかなか大変です。
定期的な通院・訓練、それに体が弱い子はしょっちゅう具合が悪くなる、入退院の繰り返し、子どもの発達や治療のために遠方の病院に母子共に長期にわたる入院、そういうことをしている家族の少なくなく、そういう中で働くにはよほど職場の理解が必要ですし、頼れる祖父母がいない家はやりくりが大変です。
そういう意味も込めて、もらえるものはもらった方がいいと思います。
1)特別児童扶養手当
ひとつは県でやっている特別児童扶養手当。これは月額 50,750円(1級)と33,800円(2級)です。
1級か2級かは、医師の判定によって決まります。
県でやっているものですが、窓口は市役所です。
窓口では、「この手当をもらえる対象は狭まりつつあり、B2の人はまずもらえない。B1の人もそのうちもらえなくなるという方向に動いている」というようなことを言われました。
でも、実際は、(現在のところ)B2の人でももらえている場合があります。
役所というところは、税金を預かっているところなので、税などを取り立てるとには熱心ですが、手当などを払うことには消極的です。(笑)
私たちが得するようなことについては、非常に奥ゆかしい知らせかたをしますし(笑)それに気づかないでいても「こういう制度がありますがいかがですか?」などとあちらから勧めてくれることはまずありません。
これは立場上やむをえないことだとは思います。
ですので、私たち親は、「市役所の窓口は、市の側に立っている人で、親の側に立っている人ではない」という基本的な事実をわかっている必要があると思います。
(そういう意味でも、なんらかの親のグループに入っていることは重要だと思います。お互い「あれ出した?」などという話をして、申請漏れがなくなるので。
知らなかったために、本来なら受けられるサービスを受けられないということは残念ですから。
手当については、「申請するのはこっちの自由」くらいの気持ちで、同じような障害でもらっている子がいないか、先例を参考にしながらするだけしておいた方がいいと思います。
長野県の医師会のようなところに依頼して審査してもらい、OKの出た人が支給してもらえます。
お金をもらうためだけに、医師の診断書はもちろん、いろいろな書類を提出することが求められます。
<必要書類>
1.認定請求書(市役所にあり)
2 診断書 (身体障害者手帳4級以下の場合/療育手帳Bの場合/内部障害のいずれか)
・・・主治医に書いてもらいます。数千円かかりますが、将来の手当のために・・・。
3 日常生活の状況について
(内部障害の場合、または2の診断書を提出した者)
・・・保護者が書きます
4 振込先口座申出書
(父母のうち所得の多い方の名義。金融機関などの窓口で証明印を受けたもの)
5 印鑑(ゴム印は除く)
6 身体障害者手帳(写し。ある人)
7 療育手帳 (写し。ある人)
8 戸籍謄本
対象児童と父母のうち所得の多い方(認定請求者)の分が記載されているもの。
・・・うちはこれが大変でした!本籍が県外の人はあらかじめ取り寄せておく必要があります(時間がかかることがあり、後述するように書類期限の問題があるので)
9 住民票(無料)
世帯全員の写し
だいたいこんなところです。(詳しくは市役所で)
注意するのは、診断書・戸籍謄本・住民票の有効期間が1ヶ月しかないことです。
診断書を早くもらいすぎると期間が過ぎてしまうので、戸籍謄本も含めすべての書類が同じ時期にそろうようにした方がよいと思います。
審査には、療育手帳A1、A2の場合、または身体障害者手帳3級以上の場合は約2ヶ月、それ以外は3~4ヶ月かかるということです。
認定されたときは、申請日の翌月にさかのぼって支給開始となります。
その後は、毎年一回現況届というものを提出し、所得額と受給資格を確認してもらう必要があります。
(所得上限があります)
2)重度心身障害児福祉年金
こちらは療育手帳をもっていれば全員に支給される手当で、長野市がやっているものです。
詳しい手続きは忘れましたが^^;療育手帳をもらったら、窓口で申請したい旨を言った方がいいと思います。
年に一度、135,000円(第一種)または99,000円(第二種)または33,000円(第三種)が支給されます。
この、第一種とかがまたわかりにくいのですが、
第一種・・・身体障害者手帳1~3級および療育手帳A、または特別児童扶養手当1級認定者
(第三種をのぞく)
第二種・・・身体障害者手帳4級および療育手帳B、または特別児童扶養手当2級認定者
(第三種をのぞく)
第三種・・・障害児福祉手当をもらっている人
ということだそうです。
こちらは所得制限がなく、基本的に放っておいても毎年継続してもらえます。
3)障害児福祉手当
こちらは特に重い障害の子を育てている人のための手当てで、身体障害者1~2級程度、療育手帳A1(最重度)の子が対象です。
月額14,380円が支給されますが、これをもらっていると2)の重度心身障害児福祉年金は第一種に該当しても第三種になります。
所得制限があります。
(3)についてはうちは該当しないので、1)2)のみ支給していただいています)
前回も書きましたが、障害のある子を育てながら母親が働くというのはなかなか大変です。
定期的な通院・訓練、それに体が弱い子はしょっちゅう具合が悪くなる、入退院の繰り返し、子どもの発達や治療のために遠方の病院に母子共に長期にわたる入院、そういうことをしている家族の少なくなく、そういう中で働くにはよほど職場の理解が必要ですし、頼れる祖父母がいない家はやりくりが大変です。
そういう意味も込めて、もらえるものはもらった方がいいと思います。
療育手帳その2
・療育手帳をもっていると、どんないいことがあるの?
療育手帳をもっていると、いくつか特典があります。私にとって一番大きいのは、手当がもらえることかな。
1)手当て
長野県が支給してくれる特別児童扶養手当(支給額は手帳のランクにより異なりますが、月々3万~5万程度)、長野市が支給してくれる重度心身障害児福祉年金(支給額は手帳のランクにより異なりますが年額10万円前後)があります。
うちは両方支給していただいています。
(詳しいことはまた別途書く予定ですが、B2でももらえる場合があります)
障害があると訓練や通院、特別な装具など(補助は出ますが)かかる費用が多くなり、また母親も確実に働きにくくなるため、ありがたいです。
我が家の場合は子どもの発達によいと思う知育玩具などを、こうしたお金を使って買わせていただいています。
2)運賃
公共交通機関の運賃の割引は、幼児のうちはあまりメリットを感じません。本人が乗るJRやバスの運賃は50%割引になりますが、幼児はもともと無料なので。(笑)
(手帳がA1、A2の人は、JRの場合介護者も運賃半額になるので大きいと思います)
タクシーは乳幼児のうちから親も同乗して10%割引になるので、タクシーをよく使う家では助かるでしょう。
その他の交通関係では、やはり高速道路料金の割引なども(介護者割引)、手帳がA1、A2の人に限られます。
3)税金
県民税・市民税・所得税では、障害者控除というのが受けられます。A1の場合は特別障害者控除といって控除額が大きいのですが、その他は通常の障害者控除が受けられます(B2でも)。
自動車税が免除されるのはA1、A2のみです。
4)市の施設の入園料
あとは長野市の施設の入園料などが安くなること。
といってもまだあまり子どもを連れていろいろなところへ行ってないので、わかっているのは
少年科学センター
ホームページ:http://nagano-kagaku.o-ence.jp/
・・・介護者1名・本人ともに無料
雨の日に遊びにいくところがないときなど重宝。
トランポリンとかボールプールとかアスレチック滑り台あり、幼児おもちゃの置いてある幼児ルームもあり
長野市茶臼山動物園
ホームページ:http://www.chausuyama.com/
・・・介護者1名・本人ともに無料
うさぎやモルモットとふれあえるふれあい動物園あり
きりん・ライオン・とら・ぞう・レッサーパンダなどの人気動物がいる。
スロープが急なので車椅子の方はちょっと大変かも。
サンマリーンながの
ホームページ:http://www.sunmarine-nagano.com/
・・・本人と付き添い1名無料(手帳提示で)
ただし、おむつをしている人の入場は固くお断りされています。
スライダープール、流水プール、造波プール(海みたいな波がある)、ちびっ子プール、サウナ、ジャグジーバス(気泡浴)などなど。
長野県信濃美術館
ホームページ:http://www.npsam.com/
・・・本人のみ無料(手帳提示で)
でも、企画展はもともと高校生以下無料なので、あまり意味ないかも・・・
佐久市子ども未来館
・・・介護者1名・本人ともに無料(車椅子・ベビーカー貸し出しあり)
幼児ルーム(トンネル、ふわふわ積み木、絵本各種あり)
ボールプール(幼児のみ)
軽井沢おもちゃ王国
・・・介護者1名・本人とも割引
入園料 大人1000円→600円 小人800円→500円 (小人は2歳以上、大人は中学生以上)
フリーパス 大人2800円→2000円、小人2600円→1800円
木のおもちゃ館、ピノチオ館(アンパンマンおもちゃ)、ままごとハウス、動物広場(うま、うさぎ)、砂の広場、水の広場などなど。
・療育手帳の申請の仕方
窓口は市役所の障害福祉課。
持って行ったのは
1)手帳に貼る写真(ヨコ3cmタテ4cm)
2)「通院証明書」(これは必ず必要というものでもありませんが、お医者さんの証明書があると通りやすいという話なので書いてもらいました)
窓口で説明を受け、「療育手帳交付申請書」というのを書いて提出。
判定を受けなければならないので、児童相談所に電話して予約をとり、判定を受けに行きます。
持って行ったのは
・母子手帳(出生時のようすなどを詳しく聞かれるということで)
・医療・療育メモ(産まれてから、何月何日にどこの病院に行ったとか、どこの施設や訓練に行ったかなどを記録しておくと便利)
・前述の「通院証明書」
判定に使われたものは前回も書いた通り遠城寺式乳幼児分析的発達検査というもの。
1時間くらいいろいろ聞かれました。
子どもの発達というものはどんどん変わってくるので、療育手帳の有効期限は小さいうちは1年間で、1年ごとに児童相談所で再判定を受けます。
判定の結果は意外と迅速で、10日ほどで出ました。
・総括
・・・というわけで、療育手帳は知的障害の場合(B1とかB2の場合)、メリットは手当ての給付に集約されます。
手当てがもらえない場合はぐんとメリットが減ってしまいます。
それにくらべて身体障害者手帳もしくはA1、A2の場合は交通関係もメリットが大きいです。移動が大変なのだから当然といえば当然ですね。
あと、意外に知られていない(かもしれない)のは、ディズニーランドのファストパスのようなものです。
やはり身体障害者手帳もしくは療育手帳A1、A2の子は、長~い列に並ばなくても家族と一緒に乗り物に乗れるようなシステムがあるようです。
詳しくは問い合わせてみてください。
療育手帳をもっていると、いくつか特典があります。私にとって一番大きいのは、手当がもらえることかな。
1)手当て
長野県が支給してくれる特別児童扶養手当(支給額は手帳のランクにより異なりますが、月々3万~5万程度)、長野市が支給してくれる重度心身障害児福祉年金(支給額は手帳のランクにより異なりますが年額10万円前後)があります。
うちは両方支給していただいています。
(詳しいことはまた別途書く予定ですが、B2でももらえる場合があります)
障害があると訓練や通院、特別な装具など(補助は出ますが)かかる費用が多くなり、また母親も確実に働きにくくなるため、ありがたいです。
我が家の場合は子どもの発達によいと思う知育玩具などを、こうしたお金を使って買わせていただいています。
2)運賃
公共交通機関の運賃の割引は、幼児のうちはあまりメリットを感じません。本人が乗るJRやバスの運賃は50%割引になりますが、幼児はもともと無料なので。(笑)
(手帳がA1、A2の人は、JRの場合介護者も運賃半額になるので大きいと思います)
タクシーは乳幼児のうちから親も同乗して10%割引になるので、タクシーをよく使う家では助かるでしょう。
その他の交通関係では、やはり高速道路料金の割引なども(介護者割引)、手帳がA1、A2の人に限られます。
3)税金
県民税・市民税・所得税では、障害者控除というのが受けられます。A1の場合は特別障害者控除といって控除額が大きいのですが、その他は通常の障害者控除が受けられます(B2でも)。
自動車税が免除されるのはA1、A2のみです。
4)市の施設の入園料
あとは長野市の施設の入園料などが安くなること。
といってもまだあまり子どもを連れていろいろなところへ行ってないので、わかっているのは
少年科学センター
ホームページ:http://nagano-kagaku.o-ence.jp/
・・・介護者1名・本人ともに無料
雨の日に遊びにいくところがないときなど重宝。
トランポリンとかボールプールとかアスレチック滑り台あり、幼児おもちゃの置いてある幼児ルームもあり
長野市茶臼山動物園
ホームページ:http://www.chausuyama.com/
・・・介護者1名・本人ともに無料
うさぎやモルモットとふれあえるふれあい動物園あり
きりん・ライオン・とら・ぞう・レッサーパンダなどの人気動物がいる。
スロープが急なので車椅子の方はちょっと大変かも。
サンマリーンながの
ホームページ:http://www.sunmarine-nagano.com/
・・・本人と付き添い1名無料(手帳提示で)
ただし、おむつをしている人の入場は固くお断りされています。
スライダープール、流水プール、造波プール(海みたいな波がある)、ちびっ子プール、サウナ、ジャグジーバス(気泡浴)などなど。
長野県信濃美術館
ホームページ:http://www.npsam.com/
・・・本人のみ無料(手帳提示で)
でも、企画展はもともと高校生以下無料なので、あまり意味ないかも・・・
佐久市子ども未来館
・・・介護者1名・本人ともに無料(車椅子・ベビーカー貸し出しあり)
幼児ルーム(トンネル、ふわふわ積み木、絵本各種あり)
ボールプール(幼児のみ)
軽井沢おもちゃ王国
・・・介護者1名・本人とも割引
入園料 大人1000円→600円 小人800円→500円 (小人は2歳以上、大人は中学生以上)
フリーパス 大人2800円→2000円、小人2600円→1800円
木のおもちゃ館、ピノチオ館(アンパンマンおもちゃ)、ままごとハウス、動物広場(うま、うさぎ)、砂の広場、水の広場などなど。
・療育手帳の申請の仕方
窓口は市役所の障害福祉課。
持って行ったのは
1)手帳に貼る写真(ヨコ3cmタテ4cm)
2)「通院証明書」(これは必ず必要というものでもありませんが、お医者さんの証明書があると通りやすいという話なので書いてもらいました)
窓口で説明を受け、「療育手帳交付申請書」というのを書いて提出。
判定を受けなければならないので、児童相談所に電話して予約をとり、判定を受けに行きます。
持って行ったのは
・母子手帳(出生時のようすなどを詳しく聞かれるということで)
・医療・療育メモ(産まれてから、何月何日にどこの病院に行ったとか、どこの施設や訓練に行ったかなどを記録しておくと便利)
・前述の「通院証明書」
判定に使われたものは前回も書いた通り遠城寺式乳幼児分析的発達検査というもの。
1時間くらいいろいろ聞かれました。
子どもの発達というものはどんどん変わってくるので、療育手帳の有効期限は小さいうちは1年間で、1年ごとに児童相談所で再判定を受けます。
判定の結果は意外と迅速で、10日ほどで出ました。
・総括
・・・というわけで、療育手帳は知的障害の場合(B1とかB2の場合)、メリットは手当ての給付に集約されます。
手当てがもらえない場合はぐんとメリットが減ってしまいます。
それにくらべて身体障害者手帳もしくはA1、A2の場合は交通関係もメリットが大きいです。移動が大変なのだから当然といえば当然ですね。
あと、意外に知られていない(かもしれない)のは、ディズニーランドのファストパスのようなものです。
やはり身体障害者手帳もしくは療育手帳A1、A2の子は、長~い列に並ばなくても家族と一緒に乗り物に乗れるようなシステムがあるようです。
詳しくは問い合わせてみてください。
療育手帳
・療育手帳ってなに?
療育手帳というのは、障害者手帳の子ども版みたいなものです。
子どもがもつ障害者手帳としては、療育手帳のほかに身体障害者手帳というのがあります。
療育手帳は知的障害をもっている子どもと身体障害をもっている子どもの両方が対象ですが、身体障害者手帳は知的障害の子はもらえません。
肢体不自由の子など、身体障害者手帳をもっている子は、あえて療育手帳をとらないこともあるようです。
・何歳ごろから申請できるの?
通常療育手帳は3歳くらいからもらえる、とされているようですが、そうとは限りません。
うちは1歳ちょっとのとき取得しましたし、周りには0歳で取得した子もいます。
3歳くらいからというのは、おそらくことばが出てこないなどの理由で障害に気づくようになるのがそのくらいの年だからではないかと思います。
でも、先天的に(生まれつき)障害があるとわかっている子どもは、もっと早くもらえる場合があります。
市役所の窓口では、まだ年齢が小さすぎると言われるかもしれません。でも、判定を下すのは役所の窓口の職員ではありません。窓口の職員の意見よりも、障害児福祉に詳しい医療機関(たとえば稲荷山医療福祉センター)のケースワーカーに相談したり、我が子と同じ障害をもつ子どもたちの先例を参考にした方がいいと思います。
(そこらへんが、母親同士のネットワークの大事なところです)
そんなに早く手帳をとることで何かいいことがあるかというと、いいことがあります。
療育手帳をもっているとどんないいことがあるかということについては、次回紹介します。
・判定について
療育手帳の区分にはA1,A2,B1,B2があります。
この区分がなかなかわかりにくいのですが、知的障害と身体障害の両方の関係で決まります。
知的障害が軽度であれば(IQ51~75)、身体障害の程度がどうであろうとB2になります。
知的障害が重度であれば(IQ35以下)、身体障害の程度がどうであろうとA1になります。
知的障害が中等度の場合(IQ36~50)、身体障害の程度により二分されます。
中等度の知的障害かつ重度の身体障害(1~3級くらい)はA2、中等度の知的障害かつ身体障害が4級~軽度もしくはなしの場合は、B1になります。
うちの場合は、知的障害は重度に限りなく近い中等度でしたが(IQ30点台)、身体障害がなかったのでB1でした。
判定で使われていたのは遠城寺式乳幼児発達検査です。
0歳とか1歳とかの場合、本人に検査ができないので、母親の聞き取り調査によって判定します。
判定の結果は、親に教えてくれるのは区分のみで、原則として点数は教えてくれません。ただ、書類の申請などの理由で結果が必要な場合は、教えてくれます。
正直言って、我が子のIQ(DQ)が30点台と聞いたときは凹みました。
(小さい子はIQテストができないということで、DQ(発達指数)というものを使うようです。点数の目安などはIQと同じ)
親ばかなので、「この子は本当はもっとできるのに」としか思えませんでした。
でも、DQは知的側面だけでなく手先の器用さや運動能力の違いも反映されます。当時は1歳6ヶ月近かったのにハイハイもできていなかったのが点数が低かった理由だと密かに思っています。
また、Wikipediaによると、知能指数というものはテストの点を年齢で割ったものだそうです。
なので、発達が早いほど点数は高くなるのです。
つまり、知能指数というものは、その子にどれだけ知能があるかということではなく、どれだけ人と比べて発達が早いか(遅いか)を表しているに過ぎません。
子どもが育つことは人との競争ではないので、人より早く何かができる必要はないと思っています。
その子なりのペースで成長していけばいい。
そう考えると、IQの数字にこだわる必要はないと思えてきました。
母親として、判定の聞き取り調査ではついつい意地になって「うちの子がどれだけできるか」を証明してみせたくなります。
でも、できないことはできないとちゃんと言った方がいいと思います。判定がどうでても、それで我が子がの障害が軽くなったり重くなったりするわけではありませんし、受けられる福祉サービスが広がった方がいいです。
最終的な願いは、手帳がいらなくなるくらい発達がよくなることなんですけどね。
(うちの場合、それはないことはわかっていますが・・・)
つづく
療育手帳というのは、障害者手帳の子ども版みたいなものです。
子どもがもつ障害者手帳としては、療育手帳のほかに身体障害者手帳というのがあります。
療育手帳は知的障害をもっている子どもと身体障害をもっている子どもの両方が対象ですが、身体障害者手帳は知的障害の子はもらえません。
肢体不自由の子など、身体障害者手帳をもっている子は、あえて療育手帳をとらないこともあるようです。
・何歳ごろから申請できるの?
通常療育手帳は3歳くらいからもらえる、とされているようですが、そうとは限りません。
うちは1歳ちょっとのとき取得しましたし、周りには0歳で取得した子もいます。
3歳くらいからというのは、おそらくことばが出てこないなどの理由で障害に気づくようになるのがそのくらいの年だからではないかと思います。
でも、先天的に(生まれつき)障害があるとわかっている子どもは、もっと早くもらえる場合があります。
市役所の窓口では、まだ年齢が小さすぎると言われるかもしれません。でも、判定を下すのは役所の窓口の職員ではありません。窓口の職員の意見よりも、障害児福祉に詳しい医療機関(たとえば稲荷山医療福祉センター)のケースワーカーに相談したり、我が子と同じ障害をもつ子どもたちの先例を参考にした方がいいと思います。
(そこらへんが、母親同士のネットワークの大事なところです)
そんなに早く手帳をとることで何かいいことがあるかというと、いいことがあります。
療育手帳をもっているとどんないいことがあるかということについては、次回紹介します。
・判定について
療育手帳の区分にはA1,A2,B1,B2があります。
この区分がなかなかわかりにくいのですが、知的障害と身体障害の両方の関係で決まります。
知的障害が軽度であれば(IQ51~75)、身体障害の程度がどうであろうとB2になります。
知的障害が重度であれば(IQ35以下)、身体障害の程度がどうであろうとA1になります。
知的障害が中等度の場合(IQ36~50)、身体障害の程度により二分されます。
中等度の知的障害かつ重度の身体障害(1~3級くらい)はA2、中等度の知的障害かつ身体障害が4級~軽度もしくはなしの場合は、B1になります。
うちの場合は、知的障害は重度に限りなく近い中等度でしたが(IQ30点台)、身体障害がなかったのでB1でした。
判定で使われていたのは遠城寺式乳幼児発達検査です。
0歳とか1歳とかの場合、本人に検査ができないので、母親の聞き取り調査によって判定します。
判定の結果は、親に教えてくれるのは区分のみで、原則として点数は教えてくれません。ただ、書類の申請などの理由で結果が必要な場合は、教えてくれます。
正直言って、我が子のIQ(DQ)が30点台と聞いたときは凹みました。
(小さい子はIQテストができないということで、DQ(発達指数)というものを使うようです。点数の目安などはIQと同じ)
親ばかなので、「この子は本当はもっとできるのに」としか思えませんでした。
でも、DQは知的側面だけでなく手先の器用さや運動能力の違いも反映されます。当時は1歳6ヶ月近かったのにハイハイもできていなかったのが点数が低かった理由だと密かに思っています。
また、Wikipediaによると、知能指数というものはテストの点を年齢で割ったものだそうです。
なので、発達が早いほど点数は高くなるのです。
つまり、知能指数というものは、その子にどれだけ知能があるかということではなく、どれだけ人と比べて発達が早いか(遅いか)を表しているに過ぎません。
子どもが育つことは人との競争ではないので、人より早く何かができる必要はないと思っています。
その子なりのペースで成長していけばいい。
そう考えると、IQの数字にこだわる必要はないと思えてきました。
母親として、判定の聞き取り調査ではついつい意地になって「うちの子がどれだけできるか」を証明してみせたくなります。
でも、できないことはできないとちゃんと言った方がいいと思います。判定がどうでても、それで我が子がの障害が軽くなったり重くなったりするわけではありませんし、受けられる福祉サービスが広がった方がいいです。
最終的な願いは、手帳がいらなくなるくらい発達がよくなることなんですけどね。
(うちの場合、それはないことはわかっていますが・・・)
つづく
発達支援セミナー「子どもの発達と音楽療法の実践」
長野市社会事業協会 地域生活支援室(ほっとらいふ相談室)が主催の「ほっとらいふ発達支援セミナー」が以下のように開催されます。
テーマ「子どもの発達と音楽療法の実践」
「手遊びや刺激を通して楽しく活動するには」
~身近にある物を使って~
講師 音楽療法士 西山 昭美先生
日時 平成22年 4月22日(木) 午前10:30~12:30
場所 ハーモニー桃の郷 3階 交流室
(地図はこちら)
長野市川中島今井1378番地5 (川中島中学校前)
先着30名(無料)
お申し込み・・・4月19日(月)までに下記へ個々に申し込んでください。
連絡先 ほっとらいふ相談室 電話 026-285-3408
FAX 026-285-0408
*発達に支援の必要なお子さんに関わる方(親御さん・教師・支援者など)が対象です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
今回は音楽療法のようです。
ここのセミナーは参加してよかったと思うことが多かったです。
無料だし。(笑)
私は所用があり出られませんが、興味のある方はどうぞ。
テーマ「子どもの発達と音楽療法の実践」
「手遊びや刺激を通して楽しく活動するには」
~身近にある物を使って~
講師 音楽療法士 西山 昭美先生
日時 平成22年 4月22日(木) 午前10:30~12:30
場所 ハーモニー桃の郷 3階 交流室
(地図はこちら)
長野市川中島今井1378番地5 (川中島中学校前)
先着30名(無料)
お申し込み・・・4月19日(月)までに下記へ個々に申し込んでください。
連絡先 ほっとらいふ相談室 電話 026-285-3408
FAX 026-285-0408
*発達に支援の必要なお子さんに関わる方(親御さん・教師・支援者など)が対象です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
今回は音楽療法のようです。
ここのセミナーは参加してよかったと思うことが多かったです。
無料だし。(笑)
私は所用があり出られませんが、興味のある方はどうぞ。
児童デイサービスセンター一覧
前回書きましたように、児童デイサービスは、子どもを預ける場所というだけのところではありません。
お子さんに障害があるとわかったばかりで子育てに不安を感じているお母さんたちが、他のお母さんたちと話すことで気持ちが楽になったり、ひとりじゃないという気持ちになったり、いろいろな手続きや受けられるサービスなどの情報交換をしたり、プロに指導をしてもらえたりする場でもあります。
何かちょっと知りたいことがあったとして、その都度各種機関に出向いていって相談するのはかなりエネルギーのいることです。ある場所に通っていれば、そこにいるスタッフやお母さんたちに、通いついでに小さなことでもいろいろ聞くことができると思います。
おうちでひとりで子育てに奮闘しているお母さんがいたら、気軽に下のセンターに電話して、一度見学に来られてみてはいかがでしょうか。
どんな障害の子も暖かく迎えてくれ、「○○症の子」「○○病の子」でなく「○○ちゃん」として接してくれる人たちと、元気なお母さんたちに、大いに励まされることでしょう。
児童デイサービスセンター一覧
1)長野市愛の樹園(長野愛の樹園)
ホームページ:http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/ainoki/index
長野市栗田103-2 tel:228-8690 fax:228-8690
口コミ情報:
・開設は昭和41年5月と、最も歴史が古い。
・定員20名と最も多いので、集団の中での刺激は大きい。(定員の関係で、利用単価はこの中で最も安くなる)
→現在は定員10名に減っており、利用単価は他のデイサービスと同じになっています
・肢体不自由児・知的障害児がいる。
・給食・送迎サービスなし。
・看護士がいて、医療的ケアの必要な子も安心して預けられる。
・市立保育園との交流保育あり(毎週・希望者)
・音楽療法(月1回)、言語聴覚士によるST(言語療法)(月3回来園、順番によりひとりあたり2~3ヶ月に一回)、歯科検診・嘱託医による検診(年2回ほど)、各種行事あり
・母の会が充実しており、横のつながりは強い。
(週に一回母子通園日があり母親同士の交流も盛ん。単独通園も可能)
・隣に公園あり。(一般の方も利用している)
・自立サポートとの併用でフルタイム勤務しているお母さんもいる。
・土曜日もやっている。
2)篠ノ井愛の樹園
ホームページ:http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/sinonoi-ainoki/index
長野市篠ノ井石川1523-2 tel:293-3177 fax:293-3177
口コミ情報:
・長野愛の樹園と母体は同じ。篠ノ井から近い人たちが通っている。
・季節の行事などは長野愛の樹園と合同で行っている。
・定員は10名と小規模だが、現在の利用者はそれを上回る。(毎日来園する子ばかりではないため)
・肢体不自由児・知的障害児がいる。
・給食・送迎サービスなし。
・看護士がいて、医療的ケアの必要な子も安心して預けられる。
・隣にりんご園があり、自然に囲まれた周囲の環境は素晴らしい。
・音楽療法、言語聴覚士によるST(言語療法)、各種行事あり
・母の会が充実しており、横のつながりは強い。
(・週に2回母子通園日があり、母親同士の交流が盛ん。単独通園も可能)
・自立サポートとの併用でフルタイム勤務しているお母さんもいる。
・土曜日もやっている
3)あそびの教室Bee
ホームページ:http://www.moritoki.jp/Bee.html
長野市平林1-30-1 tel:259-9970 fax:259-9969
口コミ情報:
・開設は平成16年4月。
・看護士・理学療法士がいます。
・送迎サービスあり。個人宅の玄関までタクシーがきてくれます。スタッフが乗っています。
タクシー代は以前までは1回50円で、利用料の中に入っており、上限が適用されましたが、今度から上乗せされるようです。(1回160円ほど)
自立サポートには適用されないので、デイサービス時間内の送迎に限ります。
ただし、タクシー乗車中の時間はデイサービス時間に含まれません。
(つまり、園にいる時間がデイサービス時間内だったらOK)
・木の香りのする新しくきれいな建物。
・給食あり。(離乳食の対応はしていません。普通のご飯が食べられる子用です)
・定員10名。人数、スペースともにこじんまりした印象。最近は増えてきています。
・送迎つきということで自立サポートとの併用でフルタイム勤務のお母さんも利用しています。
送迎利用の方が多く園では顔を合わさないので、親同士のコミュニケーションの場としては不足。
4)発達支援センター うぃず
ホームページ:?(見つけることができませんでした。ご存知の方がいたら教えてください)
長野市川中島町原121-3
tel:293-5567
fax:299-3839
口コミ情報
・定員10名
・月~金 9:00~15:00
・土・日は9:00~17:00(週一回までだそう)
・知的障害・自閉症・発達障害のある子どもが対象(6歳まで)
・社会福祉士・ケアプランナーがいる
・看護士はいない。
・送迎あり(片道54円)
・給食なし
周りに通っている人がいなくて情報不足です。
ご存知の方がいましたら教えてください。
5)フランセーズ悠 よしだ
ホームページ:http://www.hakuyukai.com/yoshida/index.html
料金案内:http://hakuyukai.com/common_images/18.pdf
長野市吉田4-19-3 tel:258-7060 fax:258-7055
・開設は平成17年7月。
・県下唯一の老人・児童複合施設
・定員10名
・給食あり(有料)老人施設でも給食を作っているため、とろみ付け・刻み食など個別対応してくれる。
・理学療法士が週1回来園、音楽療法あり(月1回)、昨年から言語療法士も来園しています。
・音楽療法あり
・嘱託医が月1回来園
・看護士がいて、医療的ケアの必要な子も安心できる
・原則として母子通園(やむをえないときのみ単独預かり可)
・原則として送迎なし(やむをえないときのみ送迎可)
・フランセ―ズ悠は一時児童デイをやめるという話があり、現在は親御さんの強い希望で週2日やっているという話です。詳しくは問い合わせてみてください。
*上記児童デイサービスは、併用することもできます。(何曜日はA施設、何曜日はB施設というように)
*児童デイサービス利用料金は親の収入による負担額の上限があり、利用すればするほどお得になります(一般の保育園に比べ格安。デイサービスを併用する場合も合計金額に負担額の上限が適用されます)。
*利用方法は、まずは園に電話し、実際に見学するのがいいと思います(利用を決めた場合は、手続きの方法を教えてくれます)。
市役所で手続きをしてから福祉サービス受給者証というものを交付してもらって利用がスタートします。
*療育手帳はなくても0歳から利用できます(障害があることがはっきりしていれば)。
*ひとりで見学・手続きをすることが不安な方は、療育コーディネータという人にお願いして日程を合わせ、一緒に来てもらうこともできます。
http://w2.avis.ne.jp/~shajinet/template_hot/hot_so_ryouiku.html
療育コーディネータの問い合わせは
長野市社会事業協会 ほっとらいふ相談室
〒381-2226 川中島町今井1387番地5 ハーモニー桃の郷3階
TEL:026-285-3408 FAX:026-285-0408
*口コミは個人の印象も入っています。ぜひ実際に見学してご自分の目で確かめてください。
*口コミ情報は未完成です。随時追加・修正していくつもりですが、おもちの情報がありましたらコメントもしくはメール(このブログの右下の「オーナーへメッセージ」をクリック)にて教えていただけるとありがたいです。
お子さんに障害があるとわかったばかりで子育てに不安を感じているお母さんたちが、他のお母さんたちと話すことで気持ちが楽になったり、ひとりじゃないという気持ちになったり、いろいろな手続きや受けられるサービスなどの情報交換をしたり、プロに指導をしてもらえたりする場でもあります。
何かちょっと知りたいことがあったとして、その都度各種機関に出向いていって相談するのはかなりエネルギーのいることです。ある場所に通っていれば、そこにいるスタッフやお母さんたちに、通いついでに小さなことでもいろいろ聞くことができると思います。
おうちでひとりで子育てに奮闘しているお母さんがいたら、気軽に下のセンターに電話して、一度見学に来られてみてはいかがでしょうか。
どんな障害の子も暖かく迎えてくれ、「○○症の子」「○○病の子」でなく「○○ちゃん」として接してくれる人たちと、元気なお母さんたちに、大いに励まされることでしょう。
児童デイサービスセンター一覧
1)長野市愛の樹園(長野愛の樹園)
ホームページ:http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/ainoki/index
長野市栗田103-2 tel:228-8690 fax:228-8690
口コミ情報:
・開設は昭和41年5月と、最も歴史が古い。
・定員20名と最も多いので、集団の中での刺激は大きい。(定員の関係で、利用単価はこの中で最も安くなる)
→現在は定員10名に減っており、利用単価は他のデイサービスと同じになっています
・肢体不自由児・知的障害児がいる。
・給食・送迎サービスなし。
・看護士がいて、医療的ケアの必要な子も安心して預けられる。
・市立保育園との交流保育あり(毎週・希望者)
・音楽療法(月1回)、言語聴覚士によるST(言語療法)(月3回来園、順番によりひとりあたり2~3ヶ月に一回)、歯科検診・嘱託医による検診(年2回ほど)、各種行事あり
・母の会が充実しており、横のつながりは強い。
(週に一回母子通園日があり母親同士の交流も盛ん。単独通園も可能)
・隣に公園あり。(一般の方も利用している)
・自立サポートとの併用でフルタイム勤務しているお母さんもいる。
・土曜日もやっている。
2)篠ノ井愛の樹園
ホームページ:http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/sinonoi-ainoki/index
長野市篠ノ井石川1523-2 tel:293-3177 fax:293-3177
口コミ情報:
・長野愛の樹園と母体は同じ。篠ノ井から近い人たちが通っている。
・季節の行事などは長野愛の樹園と合同で行っている。
・定員は10名と小規模だが、現在の利用者はそれを上回る。(毎日来園する子ばかりではないため)
・肢体不自由児・知的障害児がいる。
・給食・送迎サービスなし。
・看護士がいて、医療的ケアの必要な子も安心して預けられる。
・隣にりんご園があり、自然に囲まれた周囲の環境は素晴らしい。
・音楽療法、言語聴覚士によるST(言語療法)、各種行事あり
・母の会が充実しており、横のつながりは強い。
(・週に2回母子通園日があり、母親同士の交流が盛ん。単独通園も可能)
・自立サポートとの併用でフルタイム勤務しているお母さんもいる。
・土曜日もやっている
3)あそびの教室Bee
ホームページ:http://www.moritoki.jp/Bee.html
長野市平林1-30-1 tel:259-9970 fax:259-9969
口コミ情報:
・開設は平成16年4月。
・看護士・理学療法士がいます。
・送迎サービスあり。個人宅の玄関までタクシーがきてくれます。スタッフが乗っています。
タクシー代は以前までは1回50円で、利用料の中に入っており、上限が適用されましたが、今度から上乗せされるようです。(1回160円ほど)
自立サポートには適用されないので、デイサービス時間内の送迎に限ります。
ただし、タクシー乗車中の時間はデイサービス時間に含まれません。
(つまり、園にいる時間がデイサービス時間内だったらOK)
・木の香りのする新しくきれいな建物。
・給食あり。(離乳食の対応はしていません。普通のご飯が食べられる子用です)
・定員10名。人数、スペースともにこじんまりした印象。最近は増えてきています。
・送迎つきということで自立サポートとの併用でフルタイム勤務のお母さんも利用しています。
送迎利用の方が多く園では顔を合わさないので、親同士のコミュニケーションの場としては不足。
4)発達支援センター うぃず
ホームページ:?(見つけることができませんでした。ご存知の方がいたら教えてください)
長野市川中島町原121-3
tel:293-5567
fax:299-3839
口コミ情報
・定員10名
・月~金 9:00~15:00
・土・日は9:00~17:00(週一回までだそう)
・知的障害・自閉症・発達障害のある子どもが対象(6歳まで)
・社会福祉士・ケアプランナーがいる
・看護士はいない。
・送迎あり(片道54円)
・給食なし
周りに通っている人がいなくて情報不足です。
ご存知の方がいましたら教えてください。
5)フランセーズ悠 よしだ
ホームページ:http://www.hakuyukai.com/yoshida/index.html
料金案内:http://hakuyukai.com/common_images/18.pdf
長野市吉田4-19-3 tel:258-7060 fax:258-7055
・開設は平成17年7月。
・県下唯一の老人・児童複合施設
・定員10名
・給食あり(有料)老人施設でも給食を作っているため、とろみ付け・刻み食など個別対応してくれる。
・理学療法士が週1回来園、音楽療法あり(月1回)、昨年から言語療法士も来園しています。
・音楽療法あり
・嘱託医が月1回来園
・看護士がいて、医療的ケアの必要な子も安心できる
・原則として母子通園(やむをえないときのみ単独預かり可)
・原則として送迎なし(やむをえないときのみ送迎可)
・フランセ―ズ悠は一時児童デイをやめるという話があり、現在は親御さんの強い希望で週2日やっているという話です。詳しくは問い合わせてみてください。
*上記児童デイサービスは、併用することもできます。(何曜日はA施設、何曜日はB施設というように)
*児童デイサービス利用料金は親の収入による負担額の上限があり、利用すればするほどお得になります(一般の保育園に比べ格安。デイサービスを併用する場合も合計金額に負担額の上限が適用されます)。
*利用方法は、まずは園に電話し、実際に見学するのがいいと思います(利用を決めた場合は、手続きの方法を教えてくれます)。
市役所で手続きをしてから福祉サービス受給者証というものを交付してもらって利用がスタートします。
*療育手帳はなくても0歳から利用できます(障害があることがはっきりしていれば)。
*ひとりで見学・手続きをすることが不安な方は、療育コーディネータという人にお願いして日程を合わせ、一緒に来てもらうこともできます。
http://w2.avis.ne.jp/~shajinet/template_hot/hot_so_ryouiku.html
療育コーディネータの問い合わせは
長野市社会事業協会 ほっとらいふ相談室
〒381-2226 川中島町今井1387番地5 ハーモニー桃の郷3階
TEL:026-285-3408 FAX:026-285-0408
*口コミは個人の印象も入っています。ぜひ実際に見学してご自分の目で確かめてください。
*口コミ情報は未完成です。随時追加・修正していくつもりですが、おもちの情報がありましたらコメントもしくはメール(このブログの右下の「オーナーへメッセージ」をクリック)にて教えていただけるとありがたいです。
児童デイサービスに行き着くまで(私の場合)
障害のある子は、生まれたとき合併症を持っていることが多いです。
病院でいろいろな検査をし、診断名を告げられ、治療を受けたりして、とりあえず生命の危機を脱して身体の状態が安定したとき、次に考えることは「この子をどうやって育てたらいいんだろう」(毎日をどのように過ごしていったらいいんだろう)という心配かもしれません。
私はそうでした。
専業主婦だったこともあり、この子の発達のためになることならなんでもやろうという意欲満々だったのです。
図書館で本をたくさん借りてきて読みあさり、子どもが小さいうちから積極的に働きかけたり、刺激を与えたりすることで発達が促されることを知りました。
おそらくどんな障害の子でも多かれ少なかれそうなのではないでしょうか。
でもすべて母親ひとりが情報を集めて勉強して進めていくのでは荷が重すぎます。
私は、0歳から親子で通って赤ちゃん体操など療育とかをやってもらえたりするようなところはないか、探しました。
他県では0歳からそういうところに通っている人が多くいたからからです。
とにかく、プロの人にいろいろ教えてほしかったのです。
かかっている病院でケースワーカーに調べてもらったところ、答えは「そういうところはありません」ということでした。
長野は遅れているんだ、とがっかりしました。
某公的機関に相談に行ったときは、専門家の人に「1歳までにおうちでできることは、特にありません」と言われてこれまたがっかりしました。
こんなにやる気満々なのに!(笑)
後からわかったのですが、0歳児から通える療育通園施設はいくつもありましたし、0歳からできることも結構ありました。
病院というところは合併症の治療がメインなので、障害のある子どもの育て方についてはあまり情報をもっていないのだと思います。
また、療育通園施設は公的な機関ではなくいわゆる事業所(会社)のため、「こういうところがありますよ」と積極的に教えるのがはばかられたのかもしれません。
けれども、困っていて情報を知りたい親には、市内にある施設の一覧でいいから、もらえたらよかったのにと思います。
(今は事態が改善されていることを願います)
私のように療育目的の人だけではありません。
孤独の中で子育てをしている人もいるかもしれません。
子育てサークルに行っても、じゃんけんぽんやこのゆびとまれに行っても、そこにいるのは障害のない子ばかり。
「何ヶ月ですか?」と聞かれてどきどきしてしまったりと、まだ新米の親にはしんどい場である場合があります。
その点、そこにいるのはみんな障害をもった子の親ばかり、というところで和気あいあいとおしゃべりし、臆することも気をつかうこともなく悩み事を話し合ったりいろいろな情報をもらったりできる場は、0歳児の親だからこそ必要なのだと思います。
私が行ったのは児童デイサービスと言われるところでした。児童デイサービスというところは障害児の保育園のようなところ、といえばまあそうなのですが、専門家がきていろいろ教えてくれたり、上に述べたような親同士のつながりがあったり、困っていることを相談できたり、というように、生活の中心となって心の大きな支えになる場所でもあります。
市役所に電話して利用したい旨を告げると、しぶい顔をされました(電話だから顔は見えないのですが^^;)。
「まだ小さいから、そういうところは行かなくていいのではないか(あまりすすめられない)・・・」というようなことでした。
通っている他のお母さんたちの中にも、役所でしぶい顔をされた人がいたようです。
でもでも、孤独の中で、障害のある手のかかる子をひとりで子育てしていくことの大変さを、お役所の人にはわかってほしいなと思います。
障害のあるお子さんとふたりだけで家にこもって(なぜなら外出もままならないだろうから)、毎日毎日を過ごしていたら、煮詰まっておかしくなってしまうのが普通じゃないのでしょうか?
睡眠障害があって夜まったく寝てくれない子のお母さんなど、毎日のことで精神的にまいってしまったといいます。よからぬことまで脳裏に浮かんだりして。
そういうお子さんを昼間みてもらい、休息をとることで救われたお母さんもいます。
また、生まれた子に障害があったら仕事は続けられないのか、と悩んでいたお母さんが、児童デイサービス+自立サポートというサービスを使ってフルタイムでお仕事を継続されている例もあります。
お母さんが幸せなら、子どもも幸せ。といいうことばは真理を含んでいると思います。お母さんが元気でいるためにも、福祉サービスはどんどん使った方がいいのでは。
もちろん子どもをまだまだ手元で育てたいけれど、ママ仲間やプロの指導がほしいお母さんも。(私もこのタイプ)
困っているお母さんがいたら、まずは長野市内にある通園施設に相談してみてはいかがでしょうか。
(市役所は手続きのとき行けば十分だと個人的には思います。暴言?)
児童デイサービス一覧につづく。
病院でいろいろな検査をし、診断名を告げられ、治療を受けたりして、とりあえず生命の危機を脱して身体の状態が安定したとき、次に考えることは「この子をどうやって育てたらいいんだろう」(毎日をどのように過ごしていったらいいんだろう)という心配かもしれません。
私はそうでした。
専業主婦だったこともあり、この子の発達のためになることならなんでもやろうという意欲満々だったのです。
図書館で本をたくさん借りてきて読みあさり、子どもが小さいうちから積極的に働きかけたり、刺激を与えたりすることで発達が促されることを知りました。
おそらくどんな障害の子でも多かれ少なかれそうなのではないでしょうか。
でもすべて母親ひとりが情報を集めて勉強して進めていくのでは荷が重すぎます。
私は、0歳から親子で通って赤ちゃん体操など療育とかをやってもらえたりするようなところはないか、探しました。
他県では0歳からそういうところに通っている人が多くいたからからです。
とにかく、プロの人にいろいろ教えてほしかったのです。
かかっている病院でケースワーカーに調べてもらったところ、答えは「そういうところはありません」ということでした。
長野は遅れているんだ、とがっかりしました。
某公的機関に相談に行ったときは、専門家の人に「1歳までにおうちでできることは、特にありません」と言われてこれまたがっかりしました。
こんなにやる気満々なのに!(笑)
後からわかったのですが、0歳児から通える療育通園施設はいくつもありましたし、0歳からできることも結構ありました。
病院というところは合併症の治療がメインなので、障害のある子どもの育て方についてはあまり情報をもっていないのだと思います。
また、療育通園施設は公的な機関ではなくいわゆる事業所(会社)のため、「こういうところがありますよ」と積極的に教えるのがはばかられたのかもしれません。
けれども、困っていて情報を知りたい親には、市内にある施設の一覧でいいから、もらえたらよかったのにと思います。
(今は事態が改善されていることを願います)
私のように療育目的の人だけではありません。
孤独の中で子育てをしている人もいるかもしれません。
子育てサークルに行っても、じゃんけんぽんやこのゆびとまれに行っても、そこにいるのは障害のない子ばかり。
「何ヶ月ですか?」と聞かれてどきどきしてしまったりと、まだ新米の親にはしんどい場である場合があります。
その点、そこにいるのはみんな障害をもった子の親ばかり、というところで和気あいあいとおしゃべりし、臆することも気をつかうこともなく悩み事を話し合ったりいろいろな情報をもらったりできる場は、0歳児の親だからこそ必要なのだと思います。
私が行ったのは児童デイサービスと言われるところでした。児童デイサービスというところは障害児の保育園のようなところ、といえばまあそうなのですが、専門家がきていろいろ教えてくれたり、上に述べたような親同士のつながりがあったり、困っていることを相談できたり、というように、生活の中心となって心の大きな支えになる場所でもあります。
市役所に電話して利用したい旨を告げると、しぶい顔をされました(電話だから顔は見えないのですが^^;)。
「まだ小さいから、そういうところは行かなくていいのではないか(あまりすすめられない)・・・」というようなことでした。
通っている他のお母さんたちの中にも、役所でしぶい顔をされた人がいたようです。
でもでも、孤独の中で、障害のある手のかかる子をひとりで子育てしていくことの大変さを、お役所の人にはわかってほしいなと思います。
障害のあるお子さんとふたりだけで家にこもって(なぜなら外出もままならないだろうから)、毎日毎日を過ごしていたら、煮詰まっておかしくなってしまうのが普通じゃないのでしょうか?
睡眠障害があって夜まったく寝てくれない子のお母さんなど、毎日のことで精神的にまいってしまったといいます。よからぬことまで脳裏に浮かんだりして。
そういうお子さんを昼間みてもらい、休息をとることで救われたお母さんもいます。
また、生まれた子に障害があったら仕事は続けられないのか、と悩んでいたお母さんが、児童デイサービス+自立サポートというサービスを使ってフルタイムでお仕事を継続されている例もあります。
お母さんが幸せなら、子どもも幸せ。といいうことばは真理を含んでいると思います。お母さんが元気でいるためにも、福祉サービスはどんどん使った方がいいのでは。
もちろん子どもをまだまだ手元で育てたいけれど、ママ仲間やプロの指導がほしいお母さんも。(私もこのタイプ)
困っているお母さんがいたら、まずは長野市内にある通園施設に相談してみてはいかがでしょうか。
(市役所は手続きのとき行けば十分だと個人的には思います。暴言?)
児童デイサービス一覧につづく。
はじめに
私は長野市に住む、知的障害の子を育てているKchanといいます。
長野市は比較的大きい市だけに、医療、保健所、市、福祉の横の連携がとれておらず、必要な情報がとても手に入れにくくなっていると思います。
長野市のホームページや長野市のポータルサイトをみても、なかなか知りたい情報が手に入らないという思いをもっていました。
そこで、現時点で手に入る情報を口コミ感覚でお伝えするサイトを作ろうと思いました。
(更新はぼちぼちになると思いますが・・・)
お子さんに障害があるとわかったばかりで、どうしたらいいのか、と思っている親御さんに読んでいただくつもりで書いています。
古くなっている情報や、もっといいものがあるよ、ということがある場合はぜひコメントにて教えてください。
*公的なサイトではなく一個人の口コミであることを前提にお読みください。
長野市は比較的大きい市だけに、医療、保健所、市、福祉の横の連携がとれておらず、必要な情報がとても手に入れにくくなっていると思います。
長野市のホームページや長野市のポータルサイトをみても、なかなか知りたい情報が手に入らないという思いをもっていました。
そこで、現時点で手に入る情報を口コミ感覚でお伝えするサイトを作ろうと思いました。
(更新はぼちぼちになると思いますが・・・)
お子さんに障害があるとわかったばかりで、どうしたらいいのか、と思っている親御さんに読んでいただくつもりで書いています。
古くなっている情報や、もっといいものがあるよ、ということがある場合はぜひコメントにて教えてください。
*公的なサイトではなく一個人の口コミであることを前提にお読みください。