母の気持ち5 養護学校ってどんなところ?
2010年07月12日
Kchan at 07:11 | Comments(0) | 母の気持ち
【追記】養護学校の先生の数について誤りがあり訂正しました。
養護学校(今は特別支援学校と言います)について少し書こうと思います。
このあたり(長野市周辺部)には、以下の養護学校があります。
1長野県長野養護学校
2長野県若槻養護学校 ホームページ:http://www.nagano-c.ed.jp/wakayou/
3信州大学教育学部附属特別支援学校
4長野県稲荷山養護学校
5長野県長野ろう学校
6長野県長野盲学校
このうち、2は病気の生徒が東長野病院に入院または通院して治療を受けながら学ぶ学校で、なおったらまた元の学校へ行く、という種類のところです。
3は入学選抜があり、希望して入れるところではありません。
5は耳の聞こえない子ども、6は目の見えない子どもの行くところです。
従って、私が見学して中に入ったことのあるのは、1の長野養護学校と4の稲荷山養護学校だけです。
♪♪♪
養護学校は指導が手厚いですよ、とはよく言われます。
生徒3人につき先生が2人ついています。
普通小学校の普通学級は生徒35人につき先生1人(ただし30人を超えた場合は低学年の場合、助っ人の非常勤講師がひとりつく)、普通小学校の特別支援学級は生徒8人につき先生ひとりですから、もっと手厚いことは確かです。
学校の授業は、知的障害のある子のクラスはいわゆる国語算数理科社会といった教科学習というものはなく、自立を目的とした学習になります。
教科の学習というものは午前30分、午後は(あれば)30分だけです。(私が見学した養護学校の場合)
つまり、普通小学校でみんなが勉強していることをゆっくり、わかりやすく教えてもらえるのが養護学校なのではなく、そもそも教科の学習がほとんどないのが養護学校なのです。
ですから、知的障害の子で養護学校から普通小学校に途中から転入した例はありません。
(それはそうでしょう。勉強していないのに途中から編入できるわけがありません)
つまり言えるのは、養護学校と普通小学校とでは、ものすごく大きな違いがあるということです。
養護学校は教科の勉強ではなく自立の学習になります。
普通小学校へ行ったら教科の勉強が教えてもらえます。
この子にはどちらが大切か。
こんな大きな分かれ道が、早くやってくるのです。
確かに、ひとりでご飯が食べられ、着替えができ、おむつも外れることは、学習に先立ってできていなければならないことです。
これができていないと、普通小学校には入れてもらえません(特別学級であろうと)。
発達のゆっくりな子が人より遅れて2年生になって、食事も着替えもトイレもひとりでできるようになりました。じゃあこれからは普通小学校の特別支援学級に入って、小学校1年生の教科書から、ゆっくり学んでいきましょう。
・・・という道は用意されていないのです。
(他県では、就学猶予といって、1年生になるのを1年遅らせて、普通小学校に受け入れるケースもあります。その良し悪しは別として)
なんにもわからないのではなく、もしかしたらゆっくり、わかりやすく教えたらこの子も読み書き・足し算引き算がわかるようになるかもしれないのに。
将来簡単な本が読めたり、おつりの計算ができるようになるかもしれないのに。
そのためには、普通に考えたら、他の子よりもっと時間をかけることが必要です。
でもそもそもほとんど教科学習の時間がとられていない学校に行ったら、可能性が限定されてしまうと思います。
「養護学校なんて、なければいいのに」という親の気持ちも、あながち不謹慎ではないでしょう。
(養護学校の先生方がすばらしい教育をされていることを否定しているわけではもちろんありません。融通のきかない制度のことを言っているのです)
友達からの刺激も、やはり養護学校の方が少なくなります。
どちらかというと、先生とのやりとりが中心になります。
何度も書きますが、ここは大きな分かれ道なのです。
つづく
養護学校(今は特別支援学校と言います)について少し書こうと思います。
このあたり(長野市周辺部)には、以下の養護学校があります。
1長野県長野養護学校
2長野県若槻養護学校 ホームページ:http://www.nagano-c.ed.jp/wakayou/
3信州大学教育学部附属特別支援学校
4長野県稲荷山養護学校
5長野県長野ろう学校
6長野県長野盲学校
このうち、2は病気の生徒が東長野病院に入院または通院して治療を受けながら学ぶ学校で、なおったらまた元の学校へ行く、という種類のところです。
3は入学選抜があり、希望して入れるところではありません。
5は耳の聞こえない子ども、6は目の見えない子どもの行くところです。
従って、私が見学して中に入ったことのあるのは、1の長野養護学校と4の稲荷山養護学校だけです。
♪♪♪
養護学校は指導が手厚いですよ、とはよく言われます。
生徒3人につき先生が2人ついています。
普通小学校の普通学級は生徒35人につき先生1人(ただし30人を超えた場合は低学年の場合、助っ人の非常勤講師がひとりつく)、普通小学校の特別支援学級は生徒8人につき先生ひとりですから、もっと手厚いことは確かです。
学校の授業は、知的障害のある子のクラスはいわゆる国語算数理科社会といった教科学習というものはなく、自立を目的とした学習になります。
教科の学習というものは午前30分、午後は(あれば)30分だけです。(私が見学した養護学校の場合)
つまり、普通小学校でみんなが勉強していることをゆっくり、わかりやすく教えてもらえるのが養護学校なのではなく、そもそも教科の学習がほとんどないのが養護学校なのです。
ですから、知的障害の子で養護学校から普通小学校に途中から転入した例はありません。
(それはそうでしょう。勉強していないのに途中から編入できるわけがありません)
つまり言えるのは、養護学校と普通小学校とでは、ものすごく大きな違いがあるということです。
養護学校は教科の勉強ではなく自立の学習になります。
普通小学校へ行ったら教科の勉強が教えてもらえます。
この子にはどちらが大切か。
こんな大きな分かれ道が、早くやってくるのです。
確かに、ひとりでご飯が食べられ、着替えができ、おむつも外れることは、学習に先立ってできていなければならないことです。
これができていないと、普通小学校には入れてもらえません(特別学級であろうと)。
発達のゆっくりな子が人より遅れて2年生になって、食事も着替えもトイレもひとりでできるようになりました。じゃあこれからは普通小学校の特別支援学級に入って、小学校1年生の教科書から、ゆっくり学んでいきましょう。
・・・という道は用意されていないのです。
(他県では、就学猶予といって、1年生になるのを1年遅らせて、普通小学校に受け入れるケースもあります。その良し悪しは別として)
なんにもわからないのではなく、もしかしたらゆっくり、わかりやすく教えたらこの子も読み書き・足し算引き算がわかるようになるかもしれないのに。
将来簡単な本が読めたり、おつりの計算ができるようになるかもしれないのに。
そのためには、普通に考えたら、他の子よりもっと時間をかけることが必要です。
でもそもそもほとんど教科学習の時間がとられていない学校に行ったら、可能性が限定されてしまうと思います。
「養護学校なんて、なければいいのに」という親の気持ちも、あながち不謹慎ではないでしょう。
(養護学校の先生方がすばらしい教育をされていることを否定しているわけではもちろんありません。融通のきかない制度のことを言っているのです)
友達からの刺激も、やはり養護学校の方が少なくなります。
どちらかというと、先生とのやりとりが中心になります。
何度も書きますが、ここは大きな分かれ道なのです。
つづく
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