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出生前診断について その5

2012年10月12日

 Kchan at 00:12 | Comments(0) | 母の気持ち
シリーズで出生前診断について書いていますが、ここで私の主張したいことは「出生前診断をするな」とか「堕胎をするな」とか言うことではありません。
(実際、周りには、産むことを前提に(赤ちゃんを最善の状態で迎える準備をするために)出生前診断をするお母さんもいらっしゃいます)
私が言いたいのは、命に対しては、事実をよく知った上で決断してほしいということなのです。

♪     ♪     ♪

さて、今回は、「障害児を育てる喜び」についてです。♪

以前、ダウン症の赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんから、メールで質問されたことがあります。
障害児を育てる喜びっていうものは本当にあるんですか。あるとしたらそれは具体的にはどんなものなんですか?」


そのお母さんは、まだ葛藤の中にいて、想像できなかったんですね。
障害児を育てることに、少しでも喜びなんて要素があるってことが。

私はまだ数年間しか育てていませんが、現時点でわかることを伝えました。

障害を持つ子どもを育てる喜びというのは、「子どもを育てる喜び」そのものです。
健常児を育てる喜びと、変りません。
変らないどころか、もっと大きいと言えるくらいだと、私は思いますし、周りの人もみなそう言います。

たとえてみれば、
種をまいてからあっという間に大きくなって10日くらいで花が咲く花があったとします。
それとは別に、花が咲くまでに数年かかる花があったとします。
どちらの花を育てる方が、喜びが大きいでしょうか?
・・・というようなものだと思います。
私だったら、数年間、待ちに待って、やっと花が咲いたときは、ものすごく嬉しいだろうなあと思います。
10日くらいで咲く花は、もしかして、忙しい毎日の中で、花が咲いたことさえ、気付かずに見過ごしてしまうかもしれません。

上の子たちは、いつしゃべったかとか、いつ歩いたかとか、実はあまり記憶に残ってないんです。
だって、しゃべれて当たり前、歩けて当たり前だから。
特に何も練習しなくても、いつの間にか、そうなっていたから。

・・・(中略)

でも、(障害のある)子が初めてしゃべったとき、歩いたとき、どれほど家族中で大喜びしたことでしょうか。
それどころか、もっと些細な進歩のひとつひとつが、いちいち大きな感動と湧き上がる喜びを与えてくれるのです。

つまり、子育てはもともと楽しいものですが、障害児の子育ては、そのひとつひとつの成長の喜びが、健常児の子育てよりももっと拡大されているって感じですね。

手のかかる子ほど可愛いと言いますが、成長するのに時間のかかる障害のある子どもほど、可愛さ倍増という感じですよ。

そう、「苦労は2倍、喜びは10倍」ってやつですね。^^
(ま、苦労と思ったことはないですが・・・。ダウン症の子は、大人しいです。上の子たちのときの方が大変だった記憶ばかりがあって・・・新米母だったからかな)

こんなWEBマンガはいかがですか。
ダウン症のユンタくんをはじめ、3人の男の子のお母さんが描いているマンガです。
http://www.f-bungei.jp/Essay/?cID=12&nID=9

シリーズで今20回まであるのでよかったら読んでみてください。
障害のある子を育てるというのも、普通の日常だってことが、わかってもらえるかなと思います。^^


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