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放課後・休日のサポート2016

2016年04月10日

ご無沙汰しております。生きてます。(^_^;

2010年に書いた記事から6年。少しずつ新しい事業所も出てきていますのでご紹介します。

1)茜舎のこどもの自立生活館(2004年7月オープン)
ホームページ:http://www.moritoki.jp/akaneshanopage.html
住所・連絡先 
〒381-0036長野県長野市平林1-30-1
tel:026-263-8722
・茜舎クラブ
 対象年齢:全学齢児対象。小学生など
 月~金、15:00~17:00、土 10:00~15:00
 曜日ごとに活動内容が違う。
 アウトドア、おでかけ、アート、お料理、スポーツ、お楽しみ。2つまで選べます。
 送迎あり。学校まで迎えにきてくれて、クラブまで連れていってくれる。(契約タクシー。有料)
 利用料金は、自立サポート事業として1時間が1ポイントとなり、50円。年間500ポイントまで。
 (長野市外の方はタイムケア事業扱いで、1時間300円、年間300時間までとなります)

・茜舎部活動
 対象年齢:中学生・高校生
 月~金、16:00~18:00
 曜日ごとに活動内容が違う。
 アートワーク、女子水泳、スポーツ、男子水泳、ダンス。2つまで選べます。
 利用料金は上の茜舎クラブと同じ。
 (送迎は不明) 
*クラブ、部活動ともに個人の財布にお金(300円~1000円程度)をもってくることになっています。

2)にじいろキッズらいふ・愛の樹園
ホームページ: http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/n.k.life/
にじいろキッズらいふ
380-0928
長野市若里6丁目6番14号
TEL 代表 026-219-3780(みんなハレ) 相談 026-219-3781(みんなハイ)
FAX 026-223-6011

にじいろキッズらいふ篠ノ井
〒388-8006 長野市篠ノ井御幣川306番地1 
 TEL 026-214-3770  FAX 026-292-3745 

放課後デイサービス問い合わせ n.k.life-day@nagano-shajikyo.or.jp

対象年齢:小学4年生まで。小学5年生以上は栗田園登録になります。
(詳しくは問い合わせてください)
曜日ごとにクラブ活動を行っています。送迎は要相談。

平日 学校終了後~18:00
 土・祝日 8:30~17:00
 長期休み 8:30~18:00
※どちらも満員状態で新規はなかなか厳しいようです。

篠ノ井愛の樹園
ホームページ: http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/sinonoi-ainoki/index
長野市篠ノ井石川1523番地2
TEL&FAX:  026-293-3177
メールアドレス   shino-ai@nagano-shajikyo.or.jp

栗田園  
長野市栗田103-2
TEL:227-7211
小5~高3までのお子さんが対象
(月~金)学校終了後~18:00(土・祝祭日)8:30~17:00
(日)休園 ※職員研修等による休園もあります。


3)運動療育センター「こどもプラス」(2006年7月開設)
こどもプラス長野教室 
ホームページ:http://kp-nagano.com/
長野県長野市大字石渡47−5 
TEL:026-219-1850  
FAX :026-219-1852
営業時間:9:00~18:00  
祝日 9:00~15:00
駐車場10台ほどあり
送迎あり。片道50円程度(詳細は問い合わせてください)

こどもプラス長野吉田教室
ホームページ http://kp-nagano-yoshida.com/
長野市吉田1丁目16-18
TEL:026-219-5501
こどもプラス長野青木島教室 ホームページ http://kp-aoki.com/
長野県長野市青木島町大塚1009-1 ダイニチビル1F
TEL : 026-285-0820

発達障害(自閉症、ADHD)、ダウン症の子供達が通う療育の施設です。
運動遊びや学習サポートを提供しています。

4)こども自立支援スクール ぽらりす
ホームページ: http://day-polaris.com/

「児童発達支援」・・・2歳以上の未就学児が対象。午前10時~12:00
「放課後等デイサービス」・・・下校後や休日の小中学生向け 午後3:30~5:30
 (土曜と長期休み中は1:30~5:30)  送迎あり。日曜祝日は休み。

曜日ごとに、学習メインの日や運動メインの日があります。
学校へのお迎えあり(あまり遠くなければ)。家への送りは基本特別な場合を除きなし。
長期休みに半日しか預けられないのが働くお母さんにとってネックになっているためか、空きはあるようです。

ぽらりす東和田  
〒381-0038 長野市東和田943-1 1F  
TEL:026-219-1125  

ぽらりす安茂里 
〒380-0941
長野県長野市安茂里上河原3602-1
アプリコットヒルズ 1F
TEL:026-219-6561
営業時間:10:00~18:00
休業日:日曜・祝日1

ぽらりす吉田
〒381-0043
長野県長野市吉田2-7-17 1F
TEL:026-219-1766
営業時間:10:00~18:00
休業日:日曜・祝日

5)ウィズ発達支援センター
ホームページ:http://www.with-nagano.com/center/hattatu.html
長野市篠ノ井布施高田1034-3
TEL:299-3090
E-mail: center@with-nagano.com
月~金)15:00~18:00(土)10:00~15:00
曜日ごとにプログラムがあります。
学齢期の子どもを対象に、放課後、土日に遊び体験を通して社会性を身に付けられるよう活動しています。
定員15人

6)あすなろクラブ
ホームページ:http://park5.wakwak.com/~workcenter-yui/index.html
曜日ごとのプログラムあり。
長野市徳間 1144-5 ワークセンターYUI2階
TEL:255-7770
月~金)13:00~17:00、
(学校休業日)9:30~15:30
mail:workcenter-yui@zb.wakwak.com

7)ハーモニー桃の郷 ぴあぽーと
ホームページ:http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/momonosato/1f_pia_main.html
(福)長野市社会事業協会
長野市川中島今井1387-5
TEL:285-3400
利用時間 月曜日から金曜日 9:00~16:00

看護師による医療的ケアを行うなど、重度の重複障害者があっても安心した地域生活がおくれるように本人支援、家族支援を行います。

8)東長野病院(のぞみ病棟)(福祉型)
長野市上野 2-477
TEL:296-1111
訪問部生徒が対象です。
(月~金)9:30~15:00
定員5名 スタッフ:看護師、保育士

9)もりとき ピコ
ホームページ: http://www.moritoki.jp/labo.html
〒381-0833 長野市権堂町2201 権堂イーストプラザND2F202
tel.026-217-8091
fax.026-217-8092
対象:発達障害のある子、あるいは発達面でちょっと気になる子たち。
(知的には軽度の子もしくは高機能の子ばかりの印象です)
(月~金)
15:00~19:00
(土・学校休業日)
10:00~15:00
定員10名
10)はなみずき
ホームページ: http://nagano-shajikyo.or.jp/nsjk/hanamizuki/index
〒381-0006  長野県長野市富竹1570-3
TEL: 026-296-1520
FAX: 026-296-1527
E-mail: ituwaen-2@nagano-shajikyo.or.jp

(平日)学校終わり~17:45 (土・長期休み)8:30~16:30
(水・日)休園
送迎あり。施設は広い。
11)長野圏域障害者総合支援センター歩楽里(ふらり)
ホームページ:http://www.furari.nagano-swc.com/
〒389-1105 長野市豊野町豊野1631-2 (「八雲日和」内)
TEL・FAX  026-257-5955

放課後や長期休暇支援 8:00~ 19:00   


締め切り間近!茶臼山動物園ドリームナイト☆アット☆ザ☆ズー 2014

2014年05月26日

 Kchan at 09:57  | Comments(0) | イベント情報
今年も行われます、茶臼山動物園のドリームナイト☆アット☆ザ☆ズー

以前の記事にも書きましたが、これは1996年オランダで始まったもので、世界の動物園や水族館で6月のはじめに障害のある子どもたち(3歳~15歳まで)とその家族を無料で招待するというイベントです。

茶臼山では毎年土曜日の夜に開催しています。
動物とのふれあいやエサやり体験、アニマルペイントなど楽しいイベントが盛りだくさん!

日時:2013年6月14日(土)17:00~19:00まで
場所:長野市茶臼山動物園
(自家用車で動物園南口までお越しください。その時間は南口のみがあいています)
応募締め切り:2014年5月31日(土)(必着)
応募資格:長野市在住および長野市内の学校、または稲荷山養護学校在籍の3歳~15歳以下の障害のある子どもで、家族と一緒に動物園まで来られる方

応募方法:今年度ははがきでの申し込みとなります。
はがきに必要事項をご記入の上、郵送してください。
(1)お子さんの氏名(ふりがな)
(2)お子さんの学校名・学年
(3)保護者の氏名
(4)参加人数 大人○名、小人○名
(5)保護者の住所
(6)電話番号
 宛先は
〒388-8016
長野市篠ノ井有旅570-1 長野市茶臼山動物園 ドリームナイト・アット・ザ・ズー 実行委員会

(前日までに招待状が届かなかった場合、連絡してください)
連絡先:長野市茶臼山動物園 電話:026-293-5167 
  


茶臼山動物園ドリームナイト☆アット☆ザ☆ズー 2013

2013年05月21日

 Kchan at 10:13  | Comments(0) | イベント情報
今年も行われます、茶臼山動物園のドリームナイト☆アット☆ザ☆ズー

以前の記事にも書きましたが、これは1996年オランダで始まったもので、世界の動物園や水族館で6月のはじめに障害のある子どもたち(3歳~15歳まで)とその家族を無料で招待するというイベントです。

茶臼山では毎年土曜日の夜に開催しています。
動物とのふれあいやエサやり体験、アニマルペイントなど楽しいイベントが盛りだくさん!

電話申込をすると動物園から招待状が届きます。

日時:2013年6月15日(土)17:00~19:00まで
場所:長野市茶臼山動物園
(自家用車で動物園南口までお越しください。その時間は南口のみがあいています)
応募締め切り:2013年6月1日(土)
応募資格:長野市在住および長野市内の学校、または稲荷山養護学校在籍の3歳~15歳以下の障害のある子どもで、家族と一緒に動物園まで来られる方
応募方法:電話で下記まで連絡すると、後日招待状が届きます。
(前日までに招待状が届かなかった場合、連絡してください)
連絡先:長野市茶臼山動物園 電話:026-293-5167 FAX:026-293-5197


電話でお子さん(ゲスト)の氏名・保護者氏名・学校・保育園などの所属・参加人数(大人○名、小人○名、計○名)
郵便番号、住所、電話番号をお知らせください。
  


サンアップルでミュージカル「白雪姫」等コンサート

2013年05月13日

 Kchan at 10:15  | Comments(0) | イベント情報
みなさん、GWはいかがお過ごしでしたか?

例年になく寒~いGWでしたが、ようやく温かく・・・って、夏日ですがな!
長野って、冬から夏へ、って感じで、春がほとんどないですよね・・・icon10

さて、今週末になってしまいましたが、素敵なコンサートのお知らせです。

サンアップルで、環サロン主催のドルチェな(甘美な)コンサートが行われます!
環(サロン)というのは、音楽家・田中環氏が指導する長野市内の合唱グループ。今回のミュージカルのために、練習を重ねてきたそうです!
プロの声楽家の方の出演もあります。
優しい内容のコンサートですので皆さんお越しください!

環(たまき)サロン ドルチェコンサート
日時:5月19日(日)13:00~15:00 (12:30開場)
場所:長野県障害者福祉センター「サンアップルホール」 
長野市下駒沢586 
入場無料
お申し込みは不要です。当日会場にお越しください。
主催:長野県障害者福祉センター 共催:環サロン

※駐車場はサンアップルとなりのリハビリセンターをご利用ください。
プログラム ミュージカル「白雪姫」・ヘルマンハープと歌によるコラボ・ゴスペル合唱・抒情歌独唱

※抒情歌独唱に合わせて、1998年、「アートパラリンピック」で大賞に選ばれた長野県に住むダウン症の画家、倉石太次郎さんがダンスを披露します!
※ヘルマンハープとは、障害のある方でも演奏できるように考案された弦楽器です。
※ゴスペル合唱は自閉症の方々の音楽室ハーモニークラブの皆さんが歌います。
※抒情歌独唱はプロの声楽家の方によるものです。(世界的なオペラ歌手佐藤康子さんに師事)


詳しいチラシは
http://www.avis.ne.jp/~sunapple/saishin/25.5gatu_minicon_leaf.pdf  


2013年小学校お入学講座

2013年05月07日

 Kchan at 11:55  | Comments(0) | イベント情報
毎年、千曲坂城自立支援協議会こども部会が行っている、小学校お入学講座

小学校入学に関心をお持ちのみなさん!

障害のない子は、ほっとけば自動的に地域の小学校に入学ですが、障害のある子は、いろいろと手続きやら就学相談やら学校見学やら・・・大変。^^;まさに「就(学)活」ですよね
この機会に、小学校入学についていろいろお聞きしてみてはいかがでしょうか。
予約申し込み不要、無料、当日行けばいいみたいです。

日時 5月11日(土)10:00~11:30
場所 おおとりプラザ(千曲市教育センター)
2F大研修室 *埴生中学校となり

話し手 稲荷山養護学校 教育相談専任 細田千津先生


入学希望が普通小学校、支援学級、支援学校、どこでもOK、住んでいる地域もどこでもOKだそうです!

問い合わせ こども部会事務局 稲荷山医療福祉センター医療相談室 内山 026-272-1459(直通)
  


金澤翔子さん親子が中野市に!!

2013年02月12日

 Kchan at 11:18  | Comments(0) | イベント情報
すみませんすみません、このブログ放置しすぎですねicon10
このブログはもう定期的な更新はできませんが、たま~にアップさせていただきます。^^;

ダウン症の書家、金澤翔子さんが中野市にいらっしゃいます。
以前松本に来られたときは、仕事が入って行けなかったので、またチャンスがあって嬉しいです。^^

前回行けなかった人も、今回どうぞ。
内容は、書の実演(揮毫)とお母さまの泰子さんの講演です。

中野市・中野市教育委員会などが主催する「生涯学習市民のつどい」のイベントの一環として行われます。

第一部はマナビィステージ(バラボランティアの活動報告、レインボーズ中野のハーモニカ演奏)、
第二部で金澤さんの実演および記念講演があります。

日時:2013年2月17日(日曜日)
午後1時15分~3時55分(開場 午後0時45分)←第一部と第二部を合わせた時間です。

場所:中野市市民会館ホール


入場無料です。

手話通訳がつきます。託児希望は事前に申し込みが必要。
当日は市民会館ホワイエで、障害者施設で作られた物品の販売、ボランティア活動の展示発表も行われます。

問合せ先:教育委員会事務局 生涯学習課 生涯学習推進係  0269-38-3112内線543
     社会福祉法人  中野市社会福祉協議会   0269-26-3111

  


タケオコンサートありがとうございました^^

2012年11月04日

 Kchan at 02:27  | Comments(0) | 母の気持ち
タケオコンサートin長野、無事終了しました。
とっても楽しいコンサートでした。

タケオさんは、ピアノを習い始めたけれど、音符が読めないので楽譜通りひくことはやめてしまったというようなことが、映画に出てきました。
タケオさんの音楽は、理屈じゃありません。
アフリカンドラムもピアノもみな即興です。
音符通り弾ける人はたくさんいるけれど、自分の心のままに演奏して人を楽しませられる人は、そうたくさんはいないんじゃないかな。
そういえばビートルズも音符を読めませんでしたよね。(笑)

♪      ♪       ♪

親の会主催のイベントなので、ダウン症の子どもたちも(成人も)たくさん来ていて、みんなアフリカンパーカッションの響きに踊りだし、楽器を鳴らしてノリノリでした。face02
楽器をもってきてください、ということでしたが、中には自分専用のジャンベ(アフリカンドラム)を持参された方もいて
タケオさんのきょうだいだと思った人もいたようです。face03

長野市にも、なんとジャンベを教えてくれる教室があるようですよ。
もんぜんぷら座の地下でやっているようです。
興味のある方は、問い合わせてみてくださいね。^^

また、長野で障害のある子どもたちを対象としたドラムサークルもサンアップルでやっています。
それは後日あらためてご紹介したいです。

とっても楽しそうな、生きるエネルギーにあふれた子どもたちを見て、なんだか涙が出てきてしまいました。
この子たちが、産まれてきたら可哀想ですって?どこが?
と思ってしまったのです。
それは、IQが高いことが幸せと信じ込んでいる人たちの、偏った考えだな、と思います。
エリート大学生だって自殺するじゃないですか。日本人は自殺大国じゃないですか。
でも少なくともこの子たちは、生きる楽しさに満ち溢れている
それが大事なことじゃないかな?

信毎で「出生前診断」の特集をやっていましたね。
今忙しいので、また時間ができたら続きを書きたいと思っています。face02  


出生前診断について その6

2012年10月14日

 Kchan at 23:24  | Comments(0) | 母の気持ち
さて、今回は「知的障害とは何か?」ということについて書いてみたいと思います。

ダウン症の子には合併症がいろいろありますが、そのひとつが知的障害です。
(知的障害のないダウン症の子も、少数派ですがいます)
おそらく、あなたのお子さんはダウン症ですと言われて一番ショックを受けるのは、身体が弱いことよりも何よりも知的障害ということに対してなのだろうと思われます。

でも、一体、知的障害っていうのは、なんなのでしょうか?

知的障害というのは、「知能指数(いわゆるIQ)が70ないし75未満(以下)のもの」なんて定義されることがあります。
では知能指数(IQ)が低いということは、その子の知能が低いってことなんでしょうか?
そうじゃないんですよね~。

知能指数(IQ)を出す公式は「精神年齢 ÷ 生活年齢 × 100」です。生活年齢というのは、実際の年齢です。精神年齢というのは、知能テストで出た、その子のできた問題に相当する年齢のことです。 
注目すべきは、年齢が分母にあることです
これはどういうことかというと、同じ知的能力のある人がふたりいたとすると、年齢が幼いほどIQが高くなり、年齢が高いほどIQが低くなるということなんです。
これはちょっと考えてみればわかります。
大学生の問題を、大学生が解けても、ふつーというか当たり前です。
でも、それを小学生が解けたら、すごい。
逆に、小学生の問題を、大学生が解けなかったら、IQとしては低くなってしまうわけです。

というわけで、10歳レベルの問題を5歳の子が解けたら、IQ200になって天才とか言われます。
同じ問題を、10歳の子が解けても、平凡です。
20歳になって解けても、誰もほめてくれない。
・・・それで、「神童も、20歳過ぎたらただの人」ということになってしまうわけですね。

つまり、知的障害の定義となっているIQというのは、「その人の知能自体が劣っているかどうか」ではなく、「標準と比べてどれだけ早熟か(あるいはどれだけ遅れているか)」という尺度にすぎないんです。

ダウン症の子は、成長がゆっくりだって言われます。
だから、IQが低く出るのは、当たり前なんです。
IQが低いということは、同年齢の子たちに比べて、遅れてるっていう意味ですからね。
それに、知能テストに使われるようなひねった問題は、ダウン症の子が苦手とする分野で、なかなかいい点がとれなかったりします。算数とか、苦手な子が多いようです。

でも、人の知性というのは、勉強ができることだけじゃないですよね。
相手の気持ちを思いやったり、人の役に立ちたいと思ったり、そういう気持ちのある人は私は知的だと思います。
いくら勉強ができても、自分さえよければ・・・という人ではね。
人の気持ちを汲み取ったり、周りの状況を察したりする力の優れたダウン症の方はいっぱいいますよ

知的障害というのは、人間の能力のごく一部(特にお勉強的な力)について、発達が人より遅れているってことだったんですね。
もう、すべてにおいて、100%、能力が低いと思っていませんでしたか?
かく言う私も、知的障害があるということは、何もわからないんだと思っていました。icon10いいことと悪いこともわからないのかも、と思っていました。
今育てていて、私は普通の子どもとして接しています。ちゃんと話も通じます。道理も通ります。
知的障害児かと言われればその通りなんですが、普段暮らしていて、障害を意識することはあまりないですね。face02

まあ個人的な結論としては、「知的障害とは、少なくとも、命を絶たれなければならないようなものでは決してないですよ」と言いたいですね。  


出生前診断について その5

2012年10月12日

 Kchan at 00:12  | Comments(0) | 母の気持ち
シリーズで出生前診断について書いていますが、ここで私の主張したいことは「出生前診断をするな」とか「堕胎をするな」とか言うことではありません。
(実際、周りには、産むことを前提に(赤ちゃんを最善の状態で迎える準備をするために)出生前診断をするお母さんもいらっしゃいます)
私が言いたいのは、命に対しては、事実をよく知った上で決断してほしいということなのです。

♪     ♪     ♪

さて、今回は、「障害児を育てる喜び」についてです。♪

以前、ダウン症の赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんから、メールで質問されたことがあります。
障害児を育てる喜びっていうものは本当にあるんですか。あるとしたらそれは具体的にはどんなものなんですか?」


そのお母さんは、まだ葛藤の中にいて、想像できなかったんですね。
障害児を育てることに、少しでも喜びなんて要素があるってことが。

私はまだ数年間しか育てていませんが、現時点でわかることを伝えました。

障害を持つ子どもを育てる喜びというのは、「子どもを育てる喜び」そのものです。
健常児を育てる喜びと、変りません。
変らないどころか、もっと大きいと言えるくらいだと、私は思いますし、周りの人もみなそう言います。

たとえてみれば、
種をまいてからあっという間に大きくなって10日くらいで花が咲く花があったとします。
それとは別に、花が咲くまでに数年かかる花があったとします。
どちらの花を育てる方が、喜びが大きいでしょうか?
・・・というようなものだと思います。
私だったら、数年間、待ちに待って、やっと花が咲いたときは、ものすごく嬉しいだろうなあと思います。
10日くらいで咲く花は、もしかして、忙しい毎日の中で、花が咲いたことさえ、気付かずに見過ごしてしまうかもしれません。

上の子たちは、いつしゃべったかとか、いつ歩いたかとか、実はあまり記憶に残ってないんです。
だって、しゃべれて当たり前、歩けて当たり前だから。
特に何も練習しなくても、いつの間にか、そうなっていたから。

・・・(中略)

でも、(障害のある)子が初めてしゃべったとき、歩いたとき、どれほど家族中で大喜びしたことでしょうか。
それどころか、もっと些細な進歩のひとつひとつが、いちいち大きな感動と湧き上がる喜びを与えてくれるのです。

つまり、子育てはもともと楽しいものですが、障害児の子育ては、そのひとつひとつの成長の喜びが、健常児の子育てよりももっと拡大されているって感じですね。

手のかかる子ほど可愛いと言いますが、成長するのに時間のかかる障害のある子どもほど、可愛さ倍増という感じですよ。

そう、「苦労は2倍、喜びは10倍」ってやつですね。^^
(ま、苦労と思ったことはないですが・・・。ダウン症の子は、大人しいです。上の子たちのときの方が大変だった記憶ばかりがあって・・・新米母だったからかな)

こんなWEBマンガはいかがですか。
ダウン症のユンタくんをはじめ、3人の男の子のお母さんが描いているマンガです。
http://www.f-bungei.jp/Essay/?cID=12&nID=9

シリーズで今20回まであるのでよかったら読んでみてください。
障害のある子を育てるというのも、普通の日常だってことが、わかってもらえるかなと思います。^^  


出生前診断について その4

2012年10月11日

 Kchan at 01:15  | Comments(0) | 母の気持ち
私なら、ダウン症ってわかったら、絶対産まない。むりー。」という意見も、耳にします。
(正確には、ネットで見かけます。)

どうしてかな?って理由を見てみると、

「ダウン症の子を産んだら、もう仕事も続けられない。もう旅行にも行けない、外食もできない、一生この子の介護で終わる。苦労が多すぎ。経済的に無理」
・・・っていう理由だったりするんです。

いやいやちょっと待ってください。これほど事実とかけ離れた理由はありませんicon10

私今日、ぷれジョブ関連の打ち合わせで楽しくランチしてきましたけど?
仕事してますけど。
というか、周りのお母さん、みんな仕事をもっています

だって、なかなか入れてくれる幼稚園がないので、集団生活を経験させるには、年少になったら保育園に入れるしかないでしょう。
保育園って、働いているお母さんの子どもしか、入れてくれないんです。
なので、ある意味、ダウン症の子のお母さんはみんな仕事をもたないといけない仕組みになってる。(笑)
もちろん、産休・育休をとったあと、フルタイムの仕事に戻って行かれるお母さんも多いです。

毎年キャンプとか旅行に行っています。海外旅行に行かれるご家庭も少なくないですよ。
うちは海外へは行きませんが、それはダウン症の子のせいじゃなくて、経済的な理由からです。face03

介護っていうことばには違和感が大きすぎます。
私はうちの子どもを、介護なんかしていませんよ。
子育てしているだけです。

私はうちの子が赤ちゃんのとき、思いました。
赤ちゃんは、何にもできないし、しゃべれないし、歩けないし、着替えさせないといけないし、おむつも替えないといけないし、食べさせないといけない。
でもこんなに子育てが楽しいし、笑顔を見ると嬉しいし、心が通い合っている。
できないことが悲しいなんて、全然思いません。
それなら、これからはできることが増えていく一方なんだから、大丈夫、育てられる、と確信しました。(笑)

その気持ちは今日まで変わらないです。
赤ちゃんを介護って言わないですよね。
確かにダウン症の子は成長がゆっくりですが、私は、このゆっくりを楽しんでいます。

私の上の子たち、実はもう大きいんです。(年が離れているので)
たまに小さい頃のアルバムを見ると、もう懐かしくて涙があふれてきます。
3歳、4歳の頃の子どもたち。かわいくてかわいくて。
中学生の今がダメというわけじゃないけれど、それでもあの頃の子どもたちに、もう一度会えたなら
・・・親って、時にそういうことを思ったりしませんか?
子どもが親に全幅の信頼を置いている時期、幼い時期は、あまりに短く、あまりに早く子どもは成長します。
もう一度、一から子育てをしたいと思った私に、ゆっくり育つダウン症の赤ちゃんは、神様からのプレゼントに思えました。
人間には老いや死があるからこそ、今の楽しく輝いている親子関係は、永遠ではないことを、しみじみと思います。
もっともっと、今の幼い時期の一日一日を楽しみたいと思います。icon12

・・・おっと感傷に浸ってしまいましたが、話を戻して。
経済的に大変っていうのは、どういうことなのでしょうね。
お子さんが病気がちだとしても(うちはすごく丈夫ですが)、長野市には福祉医療費制度があって、小学校6年生までかかった医療費は返金されますよね。
ダウン症の子は保育園に入れますので(保育園に入れないお子さんも、児童デイサービスというのがあるので)仕事は続けられます。
療育に通うお金も、福祉医療費でまかなわれます。
眼鏡も、靴などの装具も、必要になったら保険がききます。
何より、特別児童扶養手当重度心身障害児福祉年金がいただけるので、むしろ一家の稼ぎ手です。^^;
もちろん、児童手当もね。

このような各種手当がいただけるので、経済的という観点だけから言うならば、
ダウン症の子が育てられないというなら、健常の子なんてもっと育てられない、というのが正確なところでしょうね。
(大学へ行きたいとか言い出したら大変ですよ~笑、しかも、大学へは行きたいけれど、国公立は無理という感じだったら・・・)
将来も、障害者年金がもらえますしね。
そういう意味では、社会に守られている存在です。

今の日本では、子どもに障害があることを理由に堕胎をすることは、法律では認められていません
だから実際には、みんな「経済的に産めない」という理由をつけているのだろうと思います。
でも、上のことを考えると、その理由はあてはまらないのです。
結局は、「障害」っていう響き(イメージ)だけで、拒否反応を起こしているのかもしれませんね。
つづく  


出生前診断について その3

2012年10月08日

 Kchan at 22:05  | Comments(0) | 母の気持ち
ダウン症のこと、もっと知ってもらいたいと前回書きました。
なぜなら、ダウン症は、産まれる前にわかる障害だから。
そして、親の遺伝関係なく、どの家庭にも(20代のお母さんからも)産まれてくる可能性がある障害だから。

親の会として、ある学校に電話をかけたことがあります。
そこの先生は、「車いすの方が大勢見えるんですか?」と言われました。

・・・私の知っているダウン症の子で、歩けない子はいません。icon10
遅い早いの差はあっても、ダウン症は歩けないという障害ではないんです。
でもダウン症ときいて、その先生は「車いす」をイメージしたんですね。

でもその先生が特別なわけじゃありません。
一般の人の「ダウン症」のイメージって、そんなものなのかもしれません。
おそらく、ダウン症とわかって産まない選択をする8割の妊婦さんのほとんどが、ダウン症のことをよく知らないんだと思います
だって、ダウン症のお母さんたちも言ってますもの。
「ダウン症のこと、よく知らなかったから、(告知されたとき)あんなに泣いたのよね。」

そもそも、「ダウン症」の「ダウン」って、「アップダウン」の「ダウン」じゃなくて、「ダウン博士」の「ダウン」っていう人名なんだってこと、知らない人だっているんです。
どんどんダウン(下降気味?)になっていく症候群じゃないですよ。face03

ちゃんと社会人として働いている人だってたくさんいますよ。
こんな動画はいかがですか。
スポーツデポで働いているダウン症の方へのインタビューです。
http://www.atarimae.jp/crosstalk/013/movie.html#movie

タケオさんの、マリンバ演奏の動画、見つけました。^^
即興演奏です。
http://youtu.be/xoPkCghgpOg

それから、ピアニストの越智章仁さん。数年前、長野にもいらっしゃいました。^^
即興で自作の曲を披露しています。
http://youtu.be/M_8NAhUpGDY

大学に進学する人や、こういう人たちは特別な人たちだと思うでしょうか?
もちろん、ダウン症の人にもアートの才能がある人とない人がいるのは、健常者にもある人とない人がいるのと同じです。

ダウン症といっても、21番染色体が3本あることを指しているにすぎません。
その中には、体の丈夫な人もいれば弱い人もいます。
アートの才能のある人もない人もいます。
勉強のできる人もいればできない人もいます。

・・・これって、健常の子どもだって同じですよね。
確率的には後者の方が多いのかもしれませんが、とにかくダウン症=合併症ではないし、ダウン症=知的障害でもないのです。

出生前診断でわかるのは、ダウン症かどうかということだけで、ひと口にダウン症といっても、実に多様な人たちがいるのです。

特別な才能をもっていなくても、毎日楽しく暮らしている人たちはたくさんいます。icon12

ぜひ、日本ブログ村の「ダウン症児育児」カテゴリを覗いてみてください。
たくさんのお母さんが、ブログを綴っています。
笑いあり、涙ありの日常は、障害のないお子さんを育てるときと、まったく同じですよ。

つづく  


出生前診断について その2

2012年10月07日

 Kchan at 23:02  | Comments(0) | 母の気持ち
私は、高齢出産でしたが、産まれる2カ月前くらいに、産院を変えさせられました。
もしかして、検査を勧めなかったお医者さんが、あとで訴えられると心配したのかもしれません。(?)
でも、もしそうだったとしても、そんな必要は全然なかったんです。
私はその前に流産していたので、赤ちゃんが無事に産まれてきてくれたことが嬉しくて、それに比べたら、赤ちゃんがダウン症だったことは、小さいことだったからです。
検査の存在自体は知っていましたが、無事産まれてこられるか心配で心配で、自分が赤ちゃんの検査をするなど、考えもしなかったことでした。

私の周囲にも、赤ちゃんがダウン症だったと知っても、淡々と受け止めているお母さんが少なからずいます。
。その中には、「小学校の頃、クラスにダウン症の子がいたから」と言う理由を言った人がいました。

私も、上の子のお友だちのお姉さんがダウン症で、小学校で普通学級に通って勉強しているのを見ていました。
お話もしますし、仲良しのお友だちもいるし、ピアノも習っているし、漢字の書き取りもやっていました。

あの女の子のことを近くで見ていたから、それほど悲しむべきこととは思わなかったのです。
ただ、世間の出世コース(?)学歴コース(?)とは違う人生を歩むんだろうな、と思っただけで。

♪     ♪     ♪

みなさんは、ダウン症のこと、どれくらい知っていますか?
歩けない、しゃべれない、何もわからない、自分では何もできない、一生おむつ、とか、思っていませんか?
「ダウン症とわかったら、産まない」と言う方を、私は批判するつもりはありません。
人の考え方、環境はさまざまですから。
ただ、決断は、ダウン症のことをよく知ってからでも、遅くはないと思います。
それが、お腹に宿った赤ちゃんとその命に対する、最低限の礼儀だと思うのです。

私は、歩けない、しゃべれない人たちは産まれてこれなくても仕方がないと言っているわけではありません。
ただ、ダウン症はそういう障害ではないということを、知ってもらいたいということなのです。
なぜって、ダウン症は、産まれる前にわかる障害の代表選手だから。^^;
つづく。
  


出生前診断について その1

2012年10月05日

 Kchan at 14:53  | Comments(0) | 母の気持ち
少し前、新型出生前診断が話題になりましたね。

血液検査だけで、妊娠の初期の段階で胎児の染色体異常がわかるというものです。
事実上ダウン症かどうか(13トリソミーや18トリソミーもありますけど)がわかる検査と言ってもよいと思います。

私はダウン症児の親なので、ダウン症について書きますが、
ダウン症は、親の遺伝や人種に関係なく、どの家庭にもある一定の割合で生まれてくる可能性がある障害です。

ただ、年齢だけは、母親の年齢が高いほど生まれる確率が高くなるとされていますが、
実際20代で産んでいる人は多いです。
というのも、20代の人は出産の数そのものが多い(分母が大きい)ので、ダウン症の割合は少なくなるのです。
人数としては20代のお母さんから生まれてくるダウン症の子の数が多いはずです。

障害はダウン症だけでなく、トータルすると、国民の20人にひとりが障害者ということになりますから、誰もが障害ということには無関心ではいられないと思います。
(うつ病などの精神障害とか、発達障害とか、いろいろ含めると)

ある報告によると、出生前に赤ちゃんがダウン症とわかった親の8割が、堕胎をするそうです。
でも、わかっても、普通に産む選択をする人も、2割います。
また、これは知られていないことかもしれませんが、海外では、障害のある子どもをと望んで養子にする家庭が多くあります。
ダウン症の赤ちゃんは人気があり(笑)、生まれるて親が手放すと決意すると、いくつもの家庭が立候補し、その中で審査をし、ひとつの家庭が選ばれるそうです。

ダウン症の赤ちゃんが産まれることを望まない人と、
自分では産んではいないけれど、自ら望んで育てようとする人と。

人間の価値観というのはさまざまなんだな、と思います。

つづく
  


障害のある子のための水着

2012年10月02日

 Kchan at 01:11  | Comments(0) | その他情報
水着って、普通の服よりも、脱ぎ着がしにくいですよね。
特に泳ぎだ後の濡れた水着とか、ぴっちりしちゃってなかなか自分で脱ぐのは大変です。
もちろん、介護として着替えさせる人も、大変。

そこで、そうした問題点を解決するために「ユニバーサル水着」というのが開発されたそうです。
http://www.primulacalla.com/shopdetail/003001000001/

スピード社(Speedo社)による製品です。
見ると、前ファスナー、肩スナップで、はずすと一枚布みたいになるようです。
自分でも脱ぎ着しやすいようですし、寝かせたままの着脱もしやすいようですね。

男女兼用だそうです。サイズは110cm~160cm。
詳しくは上のサイトをご覧ください。

これいいなあ。
デザイン的にもかっこいいけど、黄色というのが普通小学校では目立ちすぎてアウトって言われるかな^^;
スクール水着色があるといいな~。  


第47回市民公開講座 しょうがいの理解と支援

2012年09月23日

 Kchan at 21:20  | Comments(0) | イベント情報
一般社団法人 長野県作業療法士会主催の市民公開講座が行われます。
第45回、46回、47回の市民公開講座のテーマは『しょうがいの理解と支援』
すでに第45回(南信会場)、46回(中信会場)は終了しました。

47回は長野市の長野医療技術専門学校で行われます(今井駅近く)。

日時 2012年9月29日(土)
13:00~13:30  受 付
13:30~13:40  開会式
13:40~16:40  分科会 (各講座に分かれて)

場所  長野医療技術専門学校 
     長野市川中島町今井原11-1

分科会内容(詳しくはホームページをご覧ください)
認知症 「作業療法士が提案する認知症の(進行)予防 作業・レクの活用と有効な生活習慣について」
高次脳機能障害「就労支援を中心に」
精神障害 「精神障害の理解と支援」
発達障害
「発達しょうがいの理解と支援」
「幼児期から学童期の支援」
「感覚特性と感覚統合の発達」

参加費:無料 (テキスト500円を販売。希望者購入)
申込:下記ホームページの専門フォームからお申し込みください。
http://www.ot-nagano.org/koukai.html

駐車場がないので、公共交通機関を利用くださいとのことです。JR今井駅のすぐそばなので、電車が便利かもしれません。
  


長野市でダウン症ドラマーのコンサート

2012年09月13日

 Kchan at 01:05  | Comments(0) | イベント情報
今年2月にここで「タケオーダウン症ドラマーの物語」という映画をご紹介しました。
http://kchan.naganoblog.jp/e946989.html
そのご本人が、仲間とともに長野市に来て、コンサートライブを行います!!
この機会をぜひお見逃しなく。

♪      ♪        ♪

出生前診断などでも、最近でも話題になったダウン症。どの家庭にも、生まれてくる可能性があります。

だからこそ、ダウン症のこと、もっと知ってほしい。
知ろうともしないで、命の選別をしないでほしい。
ダウン症の人、不幸じゃないですよ。
タケオくんのライブで、元気をもらってください^^

日時:10月28日(日)開場 12:30 開演13:00(終了予定15:00)
会場:サンアップル ホール
〒381-0008 長野県長野市 下駒沢586
出演:タケオさんとその仲間たち(3人くらい?)
後援:長野市教育委員会
入場料: ひまわりの会会員 無料   一般 大人  1500  中学生以下   無料

※前売券販売しております。(当日券1500円のところ前売券は1000円です。(中学生以下無料))
※当日受付にて障害者手帳提示で有料者一人のみ200円返金します
※前売り券のお問い合わせ先
E-mail: downhimawari@gmail.com
※平安堂(長野店・川中島店・若槻店)、美鈴楽器本店(長野駅前)でも購入いただけます。


遠方にお住まいの方で当日来られる方、前売券の取り置きもしますのでご連絡くださいませ。
クリックで拡大します↓



♪    ♪     ♪
それから、今週日曜日、2012年9月16日(日) 午後9時00分~9時49分
NHKスペシャルで「出生前診断ーそのとき夫婦は」を放映します。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0916/  


OT・ST・PTについての講演会

2012年09月01日

 Kchan at 22:07  | Comments(0) | イベント情報
またもやギリギリのご紹介になってしまいました・・・icon10

「森と木」が主催の「のびのびわーくしょっぷ」
お子さんの発達に不安を感じている就学前のお子さんの家族が対象です。

さて、第3回のテーマは、「OT・ST・PTってなんだろう?」です。

実際にどんなことをするのか、利用手続きや、どこでやってくれるのかなど、教えていただけるようです。
気になる方は、ご参加ください。

日時:平成24年9月4日(火) 
9:30受付 10:00開始 (12:00終了予定)
場所ワンズハウス (森と木すぐとなり)2F研修室


(平林街道の長野第一自動車学校そば。安達神社向かいの小道を南へ入っていきます)

参加費無料、定員20名だそうです。

申込み:電話かメールかFAXで申し込みを。(名前・連絡先)

連絡先:〒381-0036 長野市平林1-30-1
社会福祉法人ながの障害者生活支援協会
障害児者地域生活相談室ベターデイズ
担当:熊谷
Tel: 026-259-9970 FAX: 026-259-9969
e-mail betterdays@moritoki.jp

  


特別支援を活用しようその7

2012年08月28日

 Kchan at 23:18  | Comments(0) | 学校など
今回は、長野地区にある「6校ネット」についてご紹介します。

長野市・須坂市・千曲市には、6つの県立・市立の特別支援学校があります。
(長野養護学校/長野ろう学校/長野盲学校/若槻養護学校/須坂支援学校/稲荷山養護学校)
この6校は互いに連携があり、それぞれの専門性を生かした教育相談を行っています

地域の普通小学校に進学した場合、その小学校に特別支援の専門家がいない場合があります。
(特別支援学級の先生も、必ずしも特別支援のスペシャリストではありません。むしろ普通の先生が担当している場合がよくあります)
でも、地域にはこのような資源があるのですから、ぜひ教育相談を活用してほしいと思います。

盲学校は、目の見えない子だけが相談するところだとは思っていませんか?
でも、識字障害(字がなかなか覚えられない、読み書きが苦手)などについても相談にのってもらえます。よく言われるビジュアルトレーニングなどについても、教えてもらえるかもしれませんね。
またろう学校は、耳の聞こえない子だけではなく、「聞こえ」や「ことば・コミュニケーション」に関する相談にのってもらえます。
若槻養護学校では、保育園や学校の生活になじめない、不登校気味のお子さんについての相談にものってもらえます。
学校名から限定したイメージを抱きがちですが、どの学校も専門性を生かして非常に幅広い支援を行っているようです

相談に行くと、その子が在籍する保育園や学校に来てお子さんを観察し、よりよい支援の在り方を保護者や保育者、支援者にアドバイスしてくれたり、より適切な支援の機関を紹介してくれたりします。

長野盲学校
・見ることに課題があり、環境認知や読み書きに困難のあるお子さんの支援を行っています。
・本やテレビを見るとき顔を近づける、転びやすい/友達の顔、場所、文字などが、なかなか覚えられない/視力は良いのに、読み書きが難しい・・・など。電話026-243-7789 教育相談:三井先生

長野ろう学校
・きくことに課題があり、コミュニケーションに困難があるお子さんの支援を行っています。
・何度も聞き返したりテレビの音量を大きくしたりする。
・ことばがなかなか出ない、発音が気になる・・・など。電話026-241-5320 教育相談:江守先生

長野養護学校
・知的障害や自閉症などのために人との関わりやことばの発達、集団の中での過ごし方などに困難のあるお子さんの支援を行っています。
・身辺処理(食事、排泄、着替えなど)の自立には?
・園や学校など、集団活動での援助は?
・地域の福祉サービスや就労に関する情報など知りたい・・・電話026-296-8393 教育相談:西澤先生

稲荷山養護学校
・からだのどこかが不自由なため歩くことやからだを動かすことが困難なお子さんへの支援を行っています。
・知的障害や自閉症などのために人との関わりやことばの発達、集団の中での過ごし方などに困難のあるお子さんの支援を行っています。
・車いすや補助具、自助具の使い方は?
・パソコンや支援機器の活用について、コミュニケーション、教材・教具の工夫について知りたい
・摂食指導について相談したい
(その他長野養護学校と共通) 電話026-272-2068 教育相談:赤塚先生

須坂支援学校
・知的障害や自閉症などのために人との関わりやことばの発達、集団の中での過ごし方などに困難のあるお子さんの支援を行っています。
・地域の子どもが地域でともに育つ教育環境の整備を行っています。
・就学や進路について困っている。
(その他長野・稲荷山養護と共通)電話026-245-0082 教育相談:中村先生

若槻養護学校
・からだや心にさまざまな病気をかかえたお子さんへの支援を行っています。
・病気のために学校へ通えなくなってしまった。
・園や学校の生活にうまくなじめない。
・学校を休みがちなのが心配。
・就学や進路について困っている。 電話026-295-5060 教育相談:馬場先生


なお、信州大学教育学部付属特別支援学校でも、知的障害に関する相談を行っているそうです。
電話026-241-1177 教頭:志川先生  


特別支援を活用しようその6

2012年08月23日

 Kchan at 11:11  | Comments(0) | 学校など
前回、「特別支援教育支援員」が不足しているということを書きました。
その場合、手だてがないわけではありません。

保護者が、応援として学生のボランティアなどをお願いするケースもあるようですが、学校側がボランティアを探してくれるケースもあるようです。
たとえば教育学部の学生にボランティア(週1でも2でも)を依頼したり、教員免許をもっている保護者にボランティアの募集をかけたりするということもあるようです。

特別支援学級の先生は、児童8人につき1人ですが、子供の状況によって明らかに1人では大変な場合があります。
そんなときは、子どもがたとえ4人であっても、そういった形で支援が入るといいなあと思います。

♪    ♪     ♪

さて、今回は、個別の指導計画・個別の教育支援計画についてです。

特別支援学校に進学した場合、こうした個別の支援計画を立てることが義務付けられています。
私も、特別支援学校に通っているお友達の支援計画を見せてもらったことがありますが、びっちり書かれていてすごいです。
そして、保護者の要望も取り入れてくれます。

しかし普通小学校に進学した場合は、義務づけられていないようです。
お子さんの通っている小学校では、個別の支援計画を立ててくれているでしょうか。
そして、支援会議を開いてくれているでしょうか。
もしそうでない場合は、保護者がお願いをするとよいようです。

個別の指導計画・・・勉強に関すること。この学期にこの教科ではどこまで到達することを目指すか、その子にあった課題は何かを設定する。

個別の教育支援計画・・・将来のことを考えていくためのきっかけ。もっと幅広い人がかかわる。成育歴、療育歴、どんなサービスを使っているか、どんな仕事につきたいか。

支援会議・・・関係者が集まって情報を共有する

やっぱりひとりだけいい先生がいてもダメで、チームでその子にあたり、学校全体が支援のスキルをあげていくことが大事のようです。
いい先生がひとりだけいても、その先生が転出されたら、ダメになっちゃった、では困りますものね。


個別の支援計画は、確かに立てるのが大変です。
でもそれがあると、先生の方でも、指導がしやすくなるようです。
いつもいつもビデオを見せられているとか、いつもいつもクッキングばかりとか、この子はこの教科は苦手だからと教科指導をしないで別のことばかりさせられるとか、そういうことがなくなって親も安心ですよね。

http://kchan.naganoblog.jp/e773920.html

親は、苦手なら苦手なりに、ゆっくりでもいいから、少しずつでも伸びていって欲しいと願うものですから。

つづきます。  


特別支援を活用しようその5

2012年08月17日

 Kchan at 01:46  | Comments(0) | 学校など
前回、地域の小学校で障害のある子どもを支援してくれる人たちとして、「特別支援教育支援員」の紹介をしました。
学校の中で、障害のある子どもの日常生活の介助をしたり、教室移動を助けてくれたり、学校行事のサポートをしたりしてくれる人です。

これについてはいくつか問題があります。

(1)数が足りない
「特別支援教育支援員」は、文部省が2007年{平成19年)から全公立小中学校に1人ずつ配置することを進めていて、自治体には1人ずつ配置に相当する費用が配分されていますが、採用数は自治体の裁量に任されているそうです。

つまり本当は各学校に一人分の費用は国から出ているけれど、どれだけつけるかは各自治体次第なんですね。

・・・では、長野県はどうなのでしょうか?
ここに資料が載っています。

文部科学省のデータ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/005/001.htm

各県の順位が載っています
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hisata/sienin.htm

国の方針が出されてからすぐの調査なので、対応しきれていない県もあるかもですが、
長野県は平成19年7月1日現在 1校につき0.57人 充足率順位は全国20位となっています。
(ちなみに1位は神奈川県の1校に1.54人。各校に1人以上いることになります)

また、08(2008年、平成20年)年2月の文部科学省調査によると、充足率は全国平均69パーセントに対し長野県は57パーセントと、大きく下回っている状況にあるそうです。

長野県、出遅れていますね。icon10

人が足りないとどういうことになるんでしょうか?

ひとつは、特別支援学級の子供が、行事などのときに「学校でお留守番」(一緒に参加できない)という事態が起きています。
「参加させたいなら、親が(支援者として)参加してください」と、親に支援の要請がくるようです。
でも、小中学校で、遠足や社会見学のときに、その子だけ親が一緒についてくるというのは、子供の心の発達の上でよくないというのは誰もが思うことですよね。親から離れて集団の生活をするのが学校ですから。

それから、特別支援学級に在籍していても、本人が他の子と一緒に参加できる授業は、できるだけ原学級(普通学級)で受けるということがあるのですが(たとえば算数や国語は別教室でも、体育や音楽は一緒、など)、人手が足りないことを理由に、本人にその能力があっても原学級での時間を減らされることが行われています。

第1位の神奈川県の小学校に通っている人の話では、そこでは特別支援学級に在籍している子供も、高学年になってからもほとんどの授業を原学級で受けることができるという話でした。
長野だとそれができるのはせいぜい小学校1年の間だけで、2年生になると「手が足りない」を理由に原学級と一緒に行動するチャンスがぐんと減らされます)
神奈川県では、その子の能力に応じて、一番適した環境で授業が受けられるように環境が整っているという印象を持ちました。

(2)細切れである
「特別支援教育支援員」はパート勤務で、募集条件に学歴、教員免許の有無の条件はなく、週に12時間など細切れの支援だそうです。

学校の授業は1日5時間として週に25時間あります。つまり、支援員がつくのは週に半分くらい、ということになります。
たとえば、小学校に特別支援学級がなく、障害のある子が地元の小学校に進んだ場合、支援員をつけて普通学級で授業、ということになりますが、その道を選んでも支援員は半分くらいしかつかないということになりますね。
そういうときは学生のボランティアをお願いしているところもあるようです。
(もっとも、「特別支援教育支援員」もボランティア感覚の報酬です。コンビニでバイトした方が生活できると言われています・・・face07

こうしてみると、「特別支援教育支援員」の介助を期待して普通小学校へ進学した場合は、この「人員不足」「時間不足」のことを覚悟しておかなければならないことになりますね。

長野県も、充足率アップに努めてほしいものです(お金は交付されているわけですから)。

つづきます。